※40代後半としておく
「先生、もう、あちこち
痛いんですよ?」
「ん~ん、、、
で、どんなとこが痛いんですか?」
「左の肩も、右の腰も
なんだかよくわからないぐらい」
「それは大変ですね。
ところで、その中で
一番痛いのはどこですか?」
「左の腕が、ここから上に
上がらないのが辛いかな、、、」
※言葉の調子が
若干柔らかくなった
「そうですか、、、
では、仰向けになってください」
※仰向けにすると
この方は心が落ちつきます
そして、すぐに
その異常個所を確認する。
大きく手を当てて
「これのことを、言っているのですか?」
と、あえて聞く。
すると、
「そうなんです」と
物凄いスピードで返答を返してくる。
言い終えた後、
ちょっと満足したらしく
呼吸が先ほどより
「深く」なるのがわかる。
そうやって、少しづつ、少しづつ
信頼関係を築きながら、、、
この女性が要求する
究極の1点を探す。
「これ」をきちんと
つかまえることができれば、、、
あとは、勝手に治っていく。
この方の場合は、
呼吸器にありました。
ただ、そこを内に
締めるだけで良いのです。
追伸
患者さんが使った言葉、
言い回しで返答していくと、、、
「共感度」が増します。
人は、共感されると
「安心」するのです。
昔、読んだ本にこんなのがありました。
「武士は、自分を
理解、共感してくれた人には、
命を代償として指し上げたとしても
後悔はしない」と。
それだけ、、、
人は「他人から認められたい」という
本能が強いのでしょうね。
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