-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

07.20 『頭に来てもアホとは戦うな!』と、整体の共通性(1)

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今日は、田村耕太郎
『頭に来てもアホとは戦うな!』を
読んでブログを書いています。


政治家の師弟関係の話しですね。

整体とは正反対と思われる分野からでも
整体の勉強は、できるのです。

 

※作者の紹介

田村耕太郎さん。
1963年7月23日(54歳)

日本の元政治家。
元参議院議員(2期)。

 


<私の見てきた成功者は、
みな空手より合気道である。

正面からの力のぶつかり合いではなく、

相手の力を使って相手のバランスを崩し、
こちらの有利な体勢に持っていく>

 

→これって、井本整体の技術そのもの。


患者さんは、操法終了後
決まって「こう」言う。


「先生、今日は、とても痛かったですよ」

「でも、今、痛くないでしょ」


「そういえば、そうだ。。。不思議だ。

なぜですか?」

「それは、鈴木が
力を入れていないからですよ」

 

「えっ~、嘘でしょ。
だって、あれだけの力が入っているのに」

「それは、●●さんが、
そう思っているだけなのですよ」

 

「そんなこと、ないですよ」

「そうですか、、、

例えばですね、私が手を置いた時に
強く感じますか?」

 

「ん~ん、そう言われれば
そうかもしれない」

「だけど、それから何コンマしてから
ずどんと来ますよね」

 

「そうですね」

「これが、その秘密なのです。

軽く手を置くと、安心する。
すると、無意識に息を吐く。


その瞬間、

 

まぁ~息を吸おうかと思う時に
ちょっと重心をかけると

●●さんが、勝手に力を入れるのです。


無意識にね、、、


つまり、田村耕太郎さんが言っているように


<相手の力を使って相手のバランスを崩し、
こちらの有利な体勢に持っていく>

ことが、可能になるのです。

 

ここで言う、<相手のバランスを崩し>が

 

呼吸の「吸い」「吐き」の
間境のことなのです。

 

「鈴木さん、わかりにくいなぁ~」

「じゃ~例を上げましょう。

●●さんが、ぎっくり腰になったと
仮定しましょうか、、、

どんな時、ぎっくり腰になりましたか?」

 

「ん~ん、重いものを持った時かな?」

「ほんとに、そうですか?」

 

「自分のことだけど、わからない」

「鈴木のところでは、育児中に
ぎっくり腰になった祖母さんが多いのですが、、、

みんな、こう、言います。


大事な孫をだっこした時に
孫が急に振り向いたりしてなった。と。


つまり、虚を突かれた。

※予測していない
思いがけない方向に孫が動いた時

その時は、決まって
息を吐いている時なのです。

 

反対の例を上げると、、、

目の前に、お米の10キロ袋があると
仮定しますね。

見るからに「重そうだ」と心の中で思う。


すると、これを安易に掲げると
腰を悪くするであろうとの予測が芽生える。

※重いものを持つと腰を悪くすると、
潜在意識に入っているから


自然に、腰を落とし、息を詰めて
つまり、お腹に力を入れて
そのお米の10キロ袋を持ち上げるのです。

 

 

追伸
体のことについては
今まで書いてきた通りなのですが、、、

 

人間には、厄介なことに
感情(=心)が加わってくるのです。


こんなことってないですか?

面と向かって言われたことは
さほど、こたえないのに、、、


第三者経由で自分の耳に入った
他人の自分に関する悪いうわさ話は
酷くこたえたということはないですか?

 

つまり、そういうこと。


鈴木の操法は、それを使っているのです。


いかに、相手を緩めさせ


具体的に言うと、
呼吸を吐かせてから

息を吸う瞬間に
刺激を入れているのです。

※息を吐かせるには
いろいろな方法があります。

(コトバ、ジェスチャーでもできます)

 

だから、強く感じるが
後には、不快感が残らないのです。

 

でも、これって、すべて師匠である
井本先生から教わったことなのです。

 

ただ、理屈だけ聞けば簡単そうでしょ。
「明日」にでも出来そうに思うでしょ。


できません(苦笑)


断言します。

 

※鈴木も、入門する前から
先生の本を読んで
そこらへんの理屈は知っていました。

先生の本に「そう」書いているからね


しかし、簡単にはできないです。(涙)

 

その「知っている」ことを
「できること」にするのが
修業というか勉強なのでしょうね。

 

ただ、今のところ
「それ」ができるのが

鈴木と「気が合う」患者さんなのも事実。


だから、現在
全ての患者さんにできないのだから、、、


まだまだ修行は「続く」ということです。

 

 

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