患者さんの身内ということで
たまに赤ちゃんを診ることがある。
赤ちゃんは、しゃべれないので
大人が大人を相手に
するような「遠慮」は一切ない
「うまくいくか、ダメか」
の2つである
また、しゃべれない分、
からだの感受性が速い
(コトバで「そこはイヤ」とか言えないから
本能で、危険を回避しようとする)
大人なら8時間のリズムで動いていくが
赤ちゃんは、4~6時間の
速めのリズムで生命活動が進む
例えば、
大人なら、後頭部に蒸しタオルをすると
8時間後に何かしらの反応を起こす
(熱が出てたのが、下がり始める)
(排泄をする)
しかし、赤ちゃんは
4~6時間であるから
そうそうゆっくり
構えているわけにもいかない
昼間、元気で遊んでいたのに
夜になったら、急にぐったりし始め
いきなり高熱を出す。
とか、いう具合に
容態がジェットコースターの
ように急変する。
また、反対によくなる時も
あっという間である
ことわざの
「さっきまで泣いていた子がもう笑ってる」
というのは、まったくもって正しい
だから、大人よりも短い時間で
操法を終えなくてはいけない。
(入れる刺激の量を減らす)
終えてみて、その操法が
うまく行ったかどうかは
赤ちゃんを抱いてみて
ずっしりと重く感じられればよい
手指、足指がすっと伸びていれば良い
重く感じるのも
指が伸びるのも
赤ちゃんの緊張がゆるんだ証拠だから
お母さん方も
自分の赤ちゃんを持った時の
「重さ」で、カンタンに
赤ちゃんの健康状態がわかる
ある時、
「体重がどのくらい増えるんですか?」
とか、
「2割くらい増えるんですか?」
と、聞いてくるお母さんがいた。
「・・・・・・わからない」
と言って茫然とするお母さんもいた
「女は勘がいい」というのも
この頃では、どうやらウソっぽい。
何はともあれ
自分の子どもを抱っこして
重く感じたら「O・K」
反対に
異様に軽く感じた時は
すぐに病院に連れて行ったほうがよい
頭を打っている可能性がある。
まずは、毎日の日課に取り入れて欲しい
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