11月中旬、鈴木は伊豆、旧天城トンネルにいた。
その日、寒波の入りで伊豆半島は大荒れ。
北風がビュービュー吹いていた。
また、まん丸いお椀を伏せた形をした
大室山(=伊豆高原)の頂上まで登る
リフトも強風のため運航中止になっていた。
『伊豆市観光情報サイト』によれば
旧天城トンネルは通称で
正式名称は天城山隧道と言うらしい。
静岡県伊豆市と、河津町を結ぶ国道414号(旧道)のトンネルで、
1900年(明治33年)に起工、1904年(明治37年)に竣工、
1905年(明治38年)に開通しました。
全長は445.5メートルで、トンネル壁面や入口アーチなどは
すべて切り石で作られています。
現存する石造トンネルでは国内最長です。
川端康成の小説『伊豆の踊子』ゆかりのトンネルで、
映画に何度も登場している。
また、作中の踊り子が実際に歩いた道
浄蓮の滝から河津七滝までの16.2㎞の
『踊子歩道』を歩くのもいるそうだ。
話しをもどす。
熱海駅でレンタカーを借りて
伊豆半島を南下した。
今まで1度も行ったことがない
浄蓮の滝、旧天城トンネル、河津七滝
河津七滝ループ橋を見学するため。
修善寺から徐々に高度を上げていく。
片道1車線。紅葉までには半月ほど早い感じ。
20分ほど走ると左側に、
「旧天城トンネルはこちらから」
と、言う看板が見えた。
早速、車で旧道へ入ろうとすると
この先悪路のため、車が傷つく恐れがあります
と、注意書きがしてある。
いつもなら迷わず行くのだが
なぜか今日だけはやめる。
車を、看板手前の駐車場に駐車し
旧天城トンネルに向かって歩く。
旧道らしく片道一車線もない。
そもそもこの道は、車が通るという
前提にないから当たり前だが.
25分ほど歩き、旧天城トンネル修善寺側に着いた。
すぐに、天城山隧道を南に向かって歩き出す。
15メートルごとにポツンポツンと
白色電灯が付いている。
7分ほどで反対側である河津側に出た。
しばらく余韻にふけってから
今来た道を元に戻る。
その時、反対側から強風が吹いてきた。
それも、やたらに冷たい。北風だ。
つまり、天城山隧道が風の通り道になっていたのです。
これには、参った。冬、避けるべき向かい風を
まともに左胸に受けた。ここは、心臓がある箇所。
すぐに、指先、足先がじんじんしてきた。
また、心臓のあたりがムズムズして
何かが詰まる感じがした。
その後、3日ほど調子が悪かった。
体はいったん壊すと、修正に時間が掛かる。
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