今日は、ブラッド・ストーン
『ジェフ・ベゾス、果てなき野望
アマゾンを創った奇才経営者』
を、読んでブログを書いています。
アマゾンと言えば、現在、
株価総額で837,325十億ドル。
日本円で、9,536,503,756円という、
超巨大な会社だ。(11/12現在)
※95億3,650万円
これは、今、アマゾンが所有する
全株式を売り払えば
95億3,650万円の価値があるということ。
※日本の国家歳入とほぼ同じ額
しかし、1994年に会社を立ち上げてから
会社としての「利益」が残った初めて年は
2001年だったことを知る人は少ない。
※利益=売上-諸経費
だから、売り上げは、上がっているのに
利益が少ないのだから、、、
諸経費に「お金」を
つぎこんだことがよくわかる。
例えば、システム構築費、
ソフトウェア敷設料とかだね。
その証拠が以下で、解き明かされる。
<顧客にとって意味のない金は、
使わないようにする。
倹約からは、臨機応変、
自立、工夫が生まれる>
→ これは、とても重要なことを言っている。
顧客こそが、ビジネスのすべてなのです。
つまり、顧客には意味の無いお金は
出させない、使わせない、という
確固たるマニフェストだ。
<ベゾスが口ぐせのように言うのが、
「注目するのは顧客であって
競合他社ではない」>
→ 徹底的な「顧客重視」の姿勢。
鈴木も、通販で購入する時には
まず、アマゾンのサイトを覗く。
間違っても、楽天市場は見ない。
アマゾンのプラットフォームである
サイトは、同業他社と比べて見やすいからね。
また、楽天市場では
「モノ」によっては、送付料を取られる。
※送付料が追加されただけで
「買う」といった楽しみが
急速にしぼんでしまう。
アマゾンは、ここらへんの
お客の購買心理を
把握しているようだ。
<このようなことができるのは、
利益率が低い、という強みが
アマゾンにあるからだ。
顧客第一主義で価格を下げれば
利益率も下がるが、
それが弱みではなく
強みとするのがベゾス流だ>
→ 普通は、利益率を
上げようと考えるものだが、、、
ん~ん、こういった逆転の発想が
世界ナンバーワンの通販業者に
なった理由なのだろう。
追伸
顧客がすべて、という考え方は
あちこちで聞くが、、、
ここまで、きっちりとやっているのは
アマゾンぐらいではないかな、と思う。
そういえば、日本では
スマホ業界が「やりたい放題」だ。
実質3社の寡占状態であるから
使用料金が世界平均と比べても
割高なのに値段を下げない。
いかがなものか?と思う。
関連記事
- 2016.10.15
さんまは塩焼きと思ってたら中国では違ってた - 2021.01.18
密が緩和された横浜高島屋地下一階 - 2017.01.19
オバマ大統領の肺が落ちて気が抜けた - 2020.01.10
足首を緩めると腰の強ばりが取れる - 2016.10.20
30年経っても残る185箇所の傷 - 2019.05.14
劇画『ゴルゴ13』に学ぶ1点