これは、人体力学体操の
1つである「腰椎4番の捻転体操」を
行った時によくある「ケース」です。
『腰の人体力学』82ページ
腰椎4番と言えば、、、
全部で5つある腰椎の
下から2番目にある背骨。
骨盤を締める箇所であり
特に、女性には
一番、重要な背骨です。
※ちなみに、M・モンローは
この腰椎4番の動きが悪かった。
その結果、歩くたびに
「お尻」を大きく振ることになりました。
その仕草が、男から見ると
「セクシー」に見えたのですね。。。
人の体は、背中の両脇が
背骨に向かって
巻き込んでいれば
とても「いい」状態と言えます。
その状態であれば、、、
中心に位置する背骨は
硬くなるはずもなく
その背骨を支えている
筋肉も硬直しないのです。
当然、背骨の脇から出ている
神経の働きも阻害されないわけです。
要するに、、、
背骨の弾力性があれば
あらゆる健康上の問題は
無くなるわけです。
↑
これって、とても重要です。
つまり、整体指導者は、、、
背骨の「動き」が悪い箇所を見つけ
その「動き」を改善しようと
・操法
・人体力学体操
・呼吸法
・蒸しタオル
・部分浴
を、使うのです。
すべては、背骨の弾力性を
呼び起こすためなのです。
背骨の弾力性さえ出せれば
体は、「いい方向」へと向かうから。
追伸
話しを戻します。
腰椎4番の「動き」が悪い人は
『腰椎4番の捻転体操』を行うと
どうしても足先が下がります。
なぜか?
腰椎4番を支えている
お尻の筋肉が弱っているため
足先を上に上げることが
難しくなるからです。
要するに、、、
『腰椎4番の捻転体操』のポイントは
足先の下がりだけ
注意すればいいのです。
足先が下がっていれば
天井方向に持ち上げる。
たった、これだけ。
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