白内障の手術を終えた
患者さんが久しぶりにやってきた。
そして、操法後
「先生、この世界って
ほんとに輝いているのですね?」と、
突然、言うので面食らった。
「・・・・・・」
「先生は、昔から
そんなことを言っていたし
ブログでも書いていたでしょ。
それが、わかった気がする」
確かに、鈴木は、、、
過去のブログで
肺を持ち上げると
視界が広まり、
見ている世界が
明るく見えると書いた」
「鈴木さん、そんなことってあるの?」
「ありますよ」
「それって、どんなメカニズム?」
「足幅を肩幅に開いて
立ってください。
そして、お尻を後ろに
引いてください。
すると、重心が足のつま先に掛かる。
その状態を作ってから
胸を反らしてください。
のどの前が伸びる。
それと同時に後頭部が
引っ張られるのを感じるでしょ」
「のどの前が伸びるのは
感じるけど、、、
後頭部が、引っ張られるのは
感じないけど、、、」
「それは、体の中を感じる感覚が
ちょっと鈍くなっているのです。
でも、それでも、、、
やっている内に感じてきますから
心配はいりませんよ」
要するに、胸が上がると
後頭部が上がり
その結果、目に入る光が増え
この世界は光り輝いて見えるのです。
追伸
この方の場合、、、
白内障の手術をすることで
目と関係する箇所が緩んだのでしょう。
そのため、
「先生、この世界って
ほんとに輝いているのですね?」と。
ところで、、、
整体って、西洋医学は
絶対NGなんでしょう?
と、思われる方は多いです。
でも、そんなことはないです。
西洋医学で症状を
改善することが可能なら
その選択もあり、と言う立場です。
つまり、患者さんの不都合が
改善される方法であれば
それはそれで、いいのではないかと思います。
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