11/29(日)16:32
東横線中目黒駅
鈴木は、北参道駅から
メトロ副都心線経由
横浜中華街行きの電車に乗車した。
座席に着席するや
眼鏡を嵌めて
重松清さんの新刊である
『ひこばえ(下)』を読み始めた。
重松清さんはデビュー以来
「家族」のことについてだけ
ずっと書き続けた作家さん。
3年ほど前に初めて
著書を読んだ。
・文章が読みやすい
・改行も多く
・対話が主なのでイメージが湧きやすい
なのに、、、
取り上げている問題は
「家族」のことだけなのに
毎回、新たな示唆を与えてくれるので
すっかり「ファン」になった。
※たまには、あまりにも
厳しい内容なので
読むのがシンドクなるが、、、(涙)
それ以来、
重松清さんが書かれた本は
すべて読んだ。
この日も、『ひこばえ(下)』に
すっかりと重松ワールドに、
はまっていたのだが、、、
中目黒駅から鈴木の隣りに座った
関西弁を話す女性2人のおかげで
ぶちこわしになった。
その時、37年前
大学入学時に初めて出会った
河内弁を話すK女子を
思い出したほどだった。(苦笑)
※思い出は、とっさの時に
出てくるようだね。。。
あんまり、うるさいので
右隣りに座っている女性を見ると
その女性。
その友人との間に、
1人の若い男性がいた。
つまり、頭越しに「会話」を
しているのだった。
(これは、、、ひどいなぁ~)
そして、挟まれた男性を見てみると
肩が微妙に震えていた。
※人の感情は、肩に出るのです
追伸
その後、自由が丘駅まで
その2人の女性は話し続け
去っていた。
挟まれていた男性は
肩を落とし大きく1つ呼吸した。
その時、彼が読んていた本が
ちらっと見えた。
英語で書かれたペーパーブックだった。
日本の人ではなかったのですね。
その後、鈴木の妄想は膨らむ。
どんな事情で日本に来られたのか?
この経験から嫌な思いをしないか?
でも、その彼も、多摩川駅で降りた。
『ひこばえ(下)』の世界に熱中した。
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