今日は、前田裕二さんの『人生の勝算』を
読んでブログを書いています。
<2010年4月、UBS証券に入社した。
それからずっと部署のヘッドである、
宇田川さんの背中を、追いかけていた。
大学内定者のうちに、宇田川さんに
「この仕事をする上で、
勉強しなくてはいけないことは
何ですか?」
と、聞いた。
すると宇田川さんは、
「勉強なんかいらないよ。
とにかく人に好かれること。
秘書でも、掃除のオバちゃんでも、
受付の人でも、好かれなくちゃダメだ」
と、おっしゃった>
この文章を読んでいて、、、
こんなことを思い出した。
鈴木は、20年前、
井本整体の門をくぐった
初めての授業で、
井本先生にこんな質問を
したことを思い出す。
「井本先生、早く整体が
うまくなりたのですが?
どんなことをしたら
良いのでしょうか?」
と、、、、
当時33歳だった若造とはいえ
よくもまぁ~、こんな無謀な質問を
したなぁ~と、今は思うけど(涙)
それだけ「必死」だったのだと思う。
当時の仕事である保険代理店は
急速なIT化、アメリカからの圧力により
普通に仕事をしていても
営業収入は減るばかりだった。
そこで、何か違う道
を、入門前の2、3年前から探していた。
と、ここまで書いてきて
真実を書いていないと気付く。
本音は、保険代理店を
(死ぬまで、やりたくないのだ)
もっと、自分を活かせる道は無いのか?と。
いや、これも本音じゃない。
誰でもできる仕事をして、、、
死ぬ時の布団の上で、
(このまま死んじゃっても
鈴木、おまえは後悔しないの?)
それで、思い切って
保険代理店を辞めることにした。
そして、整体を選んだのだが、、、
以下、
『人生の勝算』を続ける。
<会社に来たら皆に挨拶する。
誰よりも早く来て勉強する。
人には思いやりを持って接する。
証券マンなら日経新聞は毎日隅々まで読む。
小学生でもわかりそうなことだ>
<この当たり前のことを、
圧倒的なエネルギーを注いで誰よりもやり切る>
<それがビジネスで成功するために必要なことだと、
宇田川さんの背中から教わった>
<証券ブローカーが日経新聞や
会社四季報を読むのは、
基本中の基本だ。
サッカー選手でいうなら、
黙々と走り込んだり、
あまり面白くない
パスの練習をするのと似ている>
<しかし、実はどの分野でも、
基本中の基本をやり続けている人は、
意外と多くない>
<何か特別なことをする必要はなく、
当たり前を徹底的にやり続けるだけで、
他の人とは圧倒的な差がつくんだと、
このとき知った>
追伸
前田裕二さんが言うことは
「当たり前」のことばかり。
しかし、その「当たり前」のことが
できないのが人間なのです、と言っています。
鈴木は、入門初日に
井本先生にお会いすることができた。
そして、
「井本先生、早く整体が
うまくなりたのですが?
どんなことをしたら
良いのでしょうか?」
と、お聞きしたら、、、
先生から
「あなたが、整体であること」
と、言われました。
今、このブログを書きながら
「あなたが、整体であること」
この意味を、近ごろ、考えています。
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「あなたのことを思っているから、あえて言う」これはかなり危険なことばです