今日のタイトルは、、、
オリンピックで金メダルを
9つ獲得した陸上界のスーパースター
カール・ルイスさん(59歳)の名言
※現在は、アメリカヒューストーン大学で
コーチをしていらっしゃる
「もし、ルイスさんが現役選手なら、
今の状況で、どんなことに
注意を向けますか?」
ルイスさん:
「もし、あなたが
バスケットボールの選手なら
フリースローの練習をしましょう。
自分だけで練習できて
上達できることをやりましょう。
自分でコントロール
できないことを悩まない。
自分に集中し、社会が
元に戻った時のための
準備をしよう」
→このように、実績を残した人は
たいてい同じことを言うのです。
環境(=コロナ禍)をコントロールは
できないのだから、
今、自分がやれることをやりなさい、と。
仏教でも、他人をコントロールするな。
まずは、自分が変わることだ、と言う。
また、アドラー心理学でも
他人は、決して変わらないと
硬く決意しているのだから
自分を変えることしか
選択肢は無いのです、と言っている。
この場合、他人と環境は
同一視していいと思う。
要するに、今やれることを
淡々とやり続けなさい、と言うことだろう。
「先が見えない中、若い選手が
頑張ることはすごく難しいと思います」
ルイスさん:
「最終的には選手が自分で
やる気を出さなければ道は開けません」
→やる気を引き起こすことが
コーチの役目。
手取り足取り、教えることが
コーチの役目では無いということか、、、
これは、大事な視点である。
「ルイスさんの現役時の集中力が
印象に残っています。
(現在は)SNSなどで情報が
あふれる時代、
自分にフォーカスすることは
難しくなってきているが、、、」
ルイスさん:
「情報の多さが選手の
デメリットにも成り得る。
信頼できるコーチを見つけ
話しを聞き、自信をつけていくことが大事」
→ルイスさんのコーチは
名指導者と知られるトム・テレツさん。
ルイスさん幻のモスクワオリンピックで
母国であるアメリカがボイコットした時も
すぐに4年後の
ロサンゼルスオリンピックに向けて
4年間の計画を作り、
今できることを着実に
やり通してきたのだと言う。
追伸
あなたが胃に穴があくほど悩んでも
コロナ禍からの酷い状況からは
決して逃れられることはない。
コントロールできないことに悩むな
そして、今できることを行うのだ。
参照:朝日新聞朝刊2/2(火)
スポーツ欄14面
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