「ここ」という時で
操法を終えるのが
整体操法の極意ですが、、、
これがなかなか難しいのです。
特に、初めて当院へ
お見えになった方の中には
悪いところばかりで
いいところがない方も
いらっしゃる。
まぁ~こういう方が
いらっしゃるわけです。
わかりやすいように
例を出します。
・腰痛
・ひざが痛い
・胃もたれ
・頭痛
・咳が止まらない
・足が冷える
など
登録カードの主訴の欄には、
ずらっと6個ぐらい書いてある。
(頭の先から足の先まで
異常感があるのか?)
(やれやれ、これは大変そうだ、、、)
それから、主訴のところと
関係する箇所全部は確認し、
異常個所をサッと見つけます。
・鎖骨の右が激しく下がっている
・肩甲骨が左右とも動かない
主として、左が動かないぞ
・腸骨のミゾはない
・お腹は過敏でさわらせてもらえない
・股関節の可動姓もない
など、、、
そして、それらを立体的に
線で結んで頭の中でイメージをする。
※なんせ我われには「人体力学」という
画期的な技術があるのです。
これを使うわけです。
しかし、異常個所、全部をやっては
1つ1つがボケてしまう。
フォーカスをしないと
患者さんが「疲れる」ばかりで効果がない。
(大まかな力のかかり方はわかった)
(さて、どこから手を付けるか?)
体が大きく変わるポイントを
吟味するのです。
これを見つけるのが
難儀するのです。(涙)
鈴木は、その際に、
一番頼りにしているのが
患者さん自身の「要求」なのです。
具体的に言うと、
この箇所は、おかしいけど
いじってもさわっても
力を集めても
変化する気配を感じなければ
今日の段階では、
ここを調整すべきじゃない。
と、して外し、
「要求」のある箇所のみ
調整していくわけです。
追伸
従いまして、毎回
調整する箇所は変わってきます。
同じところに異常個所がある場合には
角度、深さ、気を通す時間が変わります。
「なぜ、変わるんですか?」
それは、「変化」し続けることが
「生命」の本質だからです。。。
※死ぬ瞬間まで変化し続けます
刻一刻と変化するのです。
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