鈴木は、以前、珈琲を飲むと
すぐに胃がもたれていた。
※その頃は、ミルク、白砂糖を
たっぷりと入れていた
しかし、珈琲の香りが、
あまりに「トレビヤ~ン」なので、、、
心ひそかに、いつかは
(ぜひ、飲んでみたいもんだ)と
固く決意していた。
それで、珈琲を飲むために
いろいろと工夫をした。
そんな工夫をする時間があったら
他のことに工夫すればいいじゃん
と、いう意見もあるかと思う。
ほんとにその通り。(苦笑)
しかし、鈴木は、なぜか、その頃
珈琲を飲むということに関して執着していた。
・珈琲を飲む前に、何かを食べたり
・インスタントだからダメなんだと思って
豆を買ってコーヒーメーカーで飲んでみたり
・珈琲を飲む前に、胃に粘膜を
貼るために牛乳を飲んだり
しかし、すべての工夫は
「空振り」に終わった。
(あぁ~、俺は、珈琲とは一生
縁が無いのだなぁ~)と諦めていた。
その後は、珈琲を飲まずに
紅茶を飲んでいた。
※紅茶は紅茶でおいしいのは認める
それから15年ほど経ったある時、
井本整体指導者のKさんに
そんな話しを愚痴めいて言ったら、、、
「鈴木さん、それは、ミルク、白砂糖を
入れているからだよ」と、言われた。
※Kさんご自身は、珈琲がとても好きで
毎朝、お気に入りの豆をミルで挽くところから
1日が始まるというほどの通の人。
珈琲のプロフェッショナルに見えた。
早速、自宅にあったインスタントの珈琲を
道場に持ち込み、Kさんが言うように
ブラックで飲んでみた。
(うっ~苦い)
こんなんで大丈夫か?と思ってはいたが、、、
30分経っても、1時間経っても
いつも来る胃の違和感がない。
(あれっ、、、痛くない)
(そうか、、、
今まで珈琲に対してアカンかったのは、
ミルク、白砂糖を入れていたからなのだ)
この瞬間、珈琲に対する
鈴木の負の潜在意識の呪縛が溶けたのです。。。
その後は、(ブラックなら大丈夫)と
勝手に潜在意識にリンク付けされたのであろうか
どんな時に、飲んでも大丈夫なのです。
つまり、今日の話しのミソは
珈琲が駄目だった前提が、
信頼する人からアドバイスを
受けることによって、、、
その前提が、崩れさるのです。
と、言うことと
いかに人間が、潜在意識に
行動を左右されているか?
と、いうことなのです。
追伸
今では、道場の冷蔵庫に
常時、4つの珈琲豆を保存し
1日に2度、珈琲を堪能しています。
もちろん、ミルク、白砂糖なしでね。
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