「鈴木さん、打検士(だけんし)って
どんな仕事をする人ですか?」
「先端に小さな金属の球が付いた棒
これを、打検棒と言うそうですが、、、
この棒で、缶詰された缶を叩く。
その時の、振動で
缶詰が良品か不良品かを
見極める仕事だそうです。
ちなみに、熟練者になると
1分間に200~300個の缶を
検査することができる、とか」
「それが、整体と
どんな関係があるのですか?」
「鈴木は、毎日、
患者さんに操法しています。
※開業してから17年経過しました
通常、鎖骨を最初に触診します。
鎖骨は、体の中の異常感を
知るのにとても便利な箇所だからです。
※詳しいことは、今日のブログの
内容ではないので省きます。
そして、、、
鎖骨をさわった感触から
ある程度、どこに異常があるかを
予測するわけです」
「そんなことが、できるのですか?」
「それが、できるようになるのです。
この打検士のようにね」
追伸
ただ、缶詰のような物質を
叩いているわけではなく、、、
相手の生命が対象ですから
その難しさは、ちょっと増します。
鈴木の師匠である
井本先生は、、、
『整体法5』で
「鎖骨の下を探っていると
正常な箇所をさわっても
呼吸は乱れない。
しかし、異常な箇所をさわると
(相手の)呼吸は乱れるから
すぐにわかります」と、言っておられます。
※表現は、若干違います
つまり、、、
数多くさわることによって
そういった点も
「少しずつ少しずつ」
わかってくるのです。
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