お腹をさわった時に
鳩尾からへそに至るラインが
異常に硬直している時は、
※尋常でない「硬さ」の時
は、まず、不整脈を念頭に置く。
次に、そのラインの中で、
一番硬いところを探す。
その場所で、右手の中指の腹で
左右に揺さぶると、、、
「芯」と思われる箇所が出てくる。
※圧度と、揺さぶる速度が
相手の体にぴたっと合うと
おもしろいように「芯」が出てくる。
その「芯」は、いったん
表に出てしまうと
ずっと出たままになる。
理屈は、わからない。
鈴木は、その時
いつも思うのだが、、、
(人って、さわってもらいたいところを
深いところで感じているのかな)と。
相手が、さわって欲しい箇所と
施術者であるあなたが
さわっている箇所が「一致」した時
ケミストリーが起きるのかな?と。
話しを戻す。
その鳩尾からへそに至るまでの
ラインの硬いところを押さえ、
患者さんの脈動を感じる。
不整脈の方は、ほんとに見事なくらい
「トン、トン、トン、シュ、
トン、トン、トン、シュ」
と、なっている。
患者さんに聞いても
「そう」感じると言う。
「先生、不整脈って
整体で改善しますか?」
「やってみないと
わかりませんが、、、」
と、言いながら、
不整脈の方は、腰(わき腹)の
左右差が激しいのが特長なので
それを左右均等になるように
締めに入るのです。
そして、抱えたお腹の重い側を
強めに締めていくのです。
すると、左右のお腹の呼吸が
そろってくる。
※その左右の呼吸の入り具合で
次回は、「一週間後」「二週間後」に
なるわけです。
追伸
操法にお見えになるたびに
わき腹を締めていく。
すると、徐々に、お腹の左右差が
解消してくるのです。
それに比例するように
不整脈の症状も治まってきます。
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