60代後半の女性。
「どうなさったのですか?」
「仰向けになって両脚を寄せて
左右に振っていたら
右の膝の内側が痛くなった。
それで、蒸しタオルを3日ほど
当てたら楽になった。
でも、不安だから来ました」
お体を拝見すると、、、
・肩甲骨(右側)がかなり
外側に開いている
・お尻(右側)に力がない
しかし、一番の特徴は
お腹の右側の上の方に
弾力が無いのです。
※十二指腸がある箇所
通常、この箇所は
ストレスと大いに関係がある。
それを指摘すると
「心当たりはあります」と。
取りあえず、、、
膝の内側に異常があると言うので
そこと関連する所をちょっと調整して
一番のポイントである
お腹の右側に力を入れることを考える。
しかし、予想より力が無いので
その箇所へ力を付ける
人体力学体操をしてもらう。
※膝伸ばしの体操の応用
力がない時は、操法よりも人体力学の方が好ましい。
2度ほどしてもらうと
お腹の箇所に力が付いてきた。
最後に、そこを四指で引っ掛けて
親指がいったところを内に寄せる。
追伸
操法後、ちょっと話しを伺うと
「コロナで長く外出していないので
ストレスでいっぱいなのですよ」
と、おっしゃっていらした。
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