『ハドソン川の奇跡』を先日見た。
クリント・イーストウッド監督
T・ハンクス主演の映画。
映画の内容は、まだ見ていない人も
多いと思うので、詳細については書かない。
しかし、それだと全くわからないので
ほんの少し書いてみる。
2009/01/15 15:30
アメリカはニューヨークにある
ラガーディア空港をエアバス320が離陸した。
離陸直後、バードストライクによって
2つあるエンジンの両方が壊れる。
管制官からは、近くにある空港への
着陸を要請されるが
機長の判断で、窮余の一策として
ハドソン川へ着陸した話しなのだ。
乗客、乗員155名全員を
無事に救ったことから
『ハドソン川の奇跡』と
呼ばれるようになるのだ。
全米中が、この機長を
「ヒーロー」と呼んで称賛するのだが、、、
世の中には、ひねくれたものの
見方をするやからがいる。
一部のマスコミ、役所によって
この機長の判断が正しかったか
どうかを問うことになるのだ。
鈴木は、初めはわからなかった。
なんでこのヒーローが、その名声を
くそみそに傷つけられて
公聴会で尋問されるのかを、、、
飛行機に関することで、
こんな常識があるらしい。
だから、
この常識をいとも簡単に破った
機長の判断が疑われたのだ。
その常識が、
「川への着陸は、決してやってはいけない。
もし、その選択をしたなら
全員、生きて帰って来ることはできないだろう」
と、いうもの。
(なるほど、、、この常識が前提として
わかっていないと
機長に対する疑いの目は起きてこない)
しかし、現実として、
経験豊富な機長は、エアバス社が作った
あらゆる危機回避マニュアルを試した。
しかし、それでも停止したエンジンは
始動することがなかったのだ。
そして、最後に選んだのが
ハドソン川の着水だったのだ。
追伸
常識は、いつの時も
ある良識ある人から破られる。
常識ってなんだろう?と
考えさえられる映画だった。
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