ある年の7月。
鈴木は、函館空港に降り立ちました。
天気は、上々。
(いい旅になりそうだ)
トイレを済ませ、レンタカー会社の窓口へ。
「今日、予約している鈴木好美です」
「お待ちしておりました」
空港から、その会社のワゴン車に乗り
5分ほどして到着する。
ここで、初めて
函館の大気とじかに接する。
(北の大地とは、いえ、ここは函館。
旭川、帯広とはちがい、寒くない)
このレンタカー会社とは、
今までに、何回もお世話になっているので
「説明は、省略して下さっていいです」
と、言うと
モニターを見ながら
「鈴木さんは、弊社を何度も
ご利用下さっていらっしゃいますね。
ありがとうございます」
受付を済ませ、お金を支払う。
その後、この店に備え付けの
大きめの使い捨て用の傘を借りる。
これが大事なのです。
なぜかというと、
自宅から、折りたたみの傘を
持ってきてはいるのですが、、、
旅の途中では、「折りたたみの傘」は
役に立たないのです。
雨粒で、べしゃべしゃするし
ぐたっとなるので、使い勝手が悪いのです。
「では、お車のチェックをお願いします」
と、言って、車の外装のキズやへこみなどを確認します。
今回、借りる車は、スポーツセダンの
マツダのアクセラです。
スポーツカーを借りるのは
初めてなのでワクワクです。
ただ、シートが低いので
腰が疲れそうですが、、、
函館市内の観光は
車を函館駅の駐車場に預け
市電をフル活用します。
函館山は、車が立ち入り禁止なので
麓からロープウェイですね。
で、なんやかんや
順調にいっていた「旅」だったのですが、、、
最終日の12:38
事件が起きました。
「タイヤ裂けちゃった事件」です。
場所は、青森県の竜飛岬に
真向かいに位置する松前。
松前城を見学して、車をUターンさせようと
路肩に乗り上げた時に
タイヤの一番弱い箇所である
ホイール近いところをキズつけました。
その後、1分ほどで
タイヤの空気が全部漏れました。
(やったか、、、)
車外に降り立ちタイヤを確認すると
見事にタイヤが裂けておりました。
交通の邪魔になるので車を
近くの松城小学校の駐車場に入れました。
そこへ、用務員さんが出てきて
様子を尋ねられました。
こういうわけで、と答えたら
「そりゃ~気の毒に」と言って
近くのガソリンスタンドに電話を
掛けてくれたり
冷たいお茶をごちそうしてくれたり
本当にお世話になりました。!(^^)!
その後、無事に函館空港に戻り
車を返しました。
羽田へ向かう飛行機の中で
松前(機内からは右側)を見ました。
追伸
旅先での親切は
ホントに心に浸みます。(感謝)
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