まず後頭部を拝見する。
すると、後頭部中腹にある
飛び出している隆起の
左右差が激しいことがわかる。
左が極端に下がっているので
「頭痛、左ですね」と、お聞きすると
「そうだ」と、言う。
(この箇所が緩みさえすれば
偏頭痛は解消するのだが、、、
さて、どこに問題があるのか?)
その後、鎖骨をさわって
上方に引き上げようとするが上がらない。
(鎖骨だけの下がりではないぞ、、、)
両腕を相手に挙上してもらいながら
その動きに便乗しながら
肘の当たりを挟むと
引っ掛かる箇所がある。
そこを引っぱりながら
鈴木の右のひざの内側を
相手の方の背中の下の方から滑らせる。
すると、右側の背中の下の方で
引っ掛かる箇所を見つけた。
(この箇所が、下がるから
結果的に左側の後頭部が下がって
左の偏頭痛になるのか、、、)
その箇所は、腰椎1番の右側。
※腰椎1番は、頭、ストレスと関係が深い
追伸
原因を特定できれば、
後は腰椎1番の右側に
どうやって力を付けるかを考える。
この方の場合、、、
腰椎1番だけの調整だけでは無理だった。
その下にある腸骨の大外のミゾを
開けるようにした。
操法終了後、左側の後頭部が
上がっていたので「良し」とする。
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