左足の親指の痛みと聞けば
通常、左足の内くるぶしか
外くるぶしの下がりを考える。
そして、股関節、腸骨の異常も
視野に入れる。
しかし、
「左足の親指の痛みがあったので
そこへ蒸しタオルをしたが
痛みが、いっこうに引かないので
今日、ここに来ました」
と、おっしゃるのを聞いて、、、
(これは、股関節、腸骨だけの
問題ではないぞ)
と、感じ
肩甲骨の下の箇所の確認をする。
すると、左の肩甲骨が
大きく外へ開いて下がっている。
(これがおおもとの原因か?)
「あれっ、、、
これだと肩が痛くなったりしませんか?」
「はい、そうなんです」
「そうでしょうね」
「・・・・・・」
その後、お腹を診ると
左側の腹筋のラインに力が無い。
ここに力が無いと、
左脚を釣り上げることができない。
そのため、、、
回り回って左足の親指の痛みに
至ったと予測する。
追伸
その後、左足を調整し
お腹に力を付け
左の肩甲骨を内に入れる操法を行う。
1週間後、再訪された時には
左足の親指の痛みのことを
一切言わなかったので
2回で操法は終了となった。
この方は、若き経営者。
昨年から始まった
「コロナ禍」からくるストレスで
「お腹」の力を減少させたのが
おおもとの原因と思われる。
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