-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

04.07 原因は監督にもある。一緒に走って下さい。

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と、言ったのは、、、

あのヒデこと中田英寿さん(44歳)。


もちろん、44歳の彼ではなく
14歳当時の彼。


その時、ヒデこと中田英寿さんは
山梨県甲府北中学校の生徒。

この日、甲府北中学校は
他校との練習試合で惨敗を喫した。

監督をしていたMさんは
あまりの選手の不甲斐なさに
怒り心頭で頭に血がのぼり

試合後、「ダッシュ50本」を命じた。


すると、1人だけ、
その指導を無視して
その場を離れなかった選手がいた。

「お前、なんでダッシュしないんだ」

と、怒鳴ったところ、、、


その選手(=ヒデこと中田英寿さん)は
監督であるMさんに、こう言った。

「負けた罰として走るのであれば
負けた原因は監督にもある。
Mさんも一緒に走ってください」

「・・・・・・」


でも、言い分が正論なので
返す言葉もなく、、、

Mさんもダッシュ50本を
生徒と共にしたと言う。


この話しを書きながら、、、

鈴木も20歳の時に
同じようなことをした
経験があることを思い出した。


その当時、20歳で
母校の女子バドミントン部の監督をしていた。

ある公式戦で惨敗をした。

※この試合は、2複1単
ダブルス2試合とシングルス1試合。

シングルスは勝てそうにもないので
シングルスは捨てた。

でも、その選手は誰もやりたくない。

だって、相手のエースと当たって
勝つ見込みは100%無い。

ただ、惨めな思いをするのだから。


試合後、、、

「お前らには失望した。

お前らの友情がどれほどのものかよくわかった」

 

その後、、、

高校2年生の生徒全員から
3カ月ほど総スカンをくらった。


だから、、、

Mさんのことはよくわかる。(苦笑)

 

 

追伸
実は、鈴木も高校3年生の時。

この捨てシングルスに出た子と、
同じ立場になったことがある。

あの屈辱感は、「やった者」でしかわからない。


でも、あれから36年経過してみて

「あの屈辱」があったから

どんなことがあっても
へこたれないで

生活できたかも、
しれないと思う。


何事も、受け止め方次第だ

と、自分の経験を通して言える。

 


参照:朝日新聞朝刊16面
スポーツ欄

 

 

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