-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

03.03 夜中の頻尿で悩む50代男性

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

「ひどい時は3回も起きる、、、
寝たと思ったらおしっこですから」

「鈴木も1回は起きるけど、
3回はつらいものがありますね」


「そうなのですよ、、、」

「では、仰向けになって下さい?」


まずは、股関節の状態の
確認からです。


両ひざを曲げて
腰の柔軟性を診る。

そして、両ひさを左右に倒す。

すると、左側が外側へ開かない。


(これなら、頻尿はあるだろう)


※左側の硬直は
「おしっこ」と関係が深い

左側の股関節の体操に
即座に入る。


この時に注意すべき点は

一気に緩めようとして
左脚を外側に開くと
余計、緊張するのです。

緊張すると、体全体が
力が入る方向にシフトする。

そうなると、何をやっても
「効果」が無くなるのです。

 

なぜって、、、

相手が力を抜かないことを覚えるから。

 

つまり、体を調整する極意は
いかに相手に緊張させないか?

そして、その間に「技」を仕込むこと。

これに尽きるのです。


この方の場合、

左の股関節を緩めたいのだが、、、

とても硬いのです。

この硬いのが頻尿の原因でも
あるわけですが、、、


(さて、どうしたものか?)


閃きました。


ここで井本先生がおっしゃる
逆転の発想を思い出す。


「硬くてしかたないなら
緩んでいる方をやりなさい」


(そうだ、そうだ)


その方の硬い側の
左の股関節をひざで止めておいて
右の股関節を緩めに入る。


すると、、、

あれだけ硬かった
左の股関節がちょっと緩んでいる。


その後、左の股関節を
緩める体操を行う。

とても、やりやすい。


この方も、

「これは楽だし、いい感じ」と、おっしゃる。

 

 

追伸
その後、左のお尻を挙上し
「頻尿」と関係する腰椎5番を上げる。

予想どおり、、、
腰椎5番の左が下がっている。


腰椎5番の左の横を
上げようとするが

上がらないのが
手の感覚でわかる。


仕方ないので、、、

その一つ下の坐骨の内側を
引っかけて挙上すると、、、


「先生、そこ痛いです」と、言う。


つまり、「この箇所」が
頻尿のおおもとの原因だということです。


ここまでわかれば、、、


この患者さんが
次にお見えになった時は

この坐骨の内側の箇所が
「見極め」の超重要ポイントになるのです。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新人気記事一覧

いつも応援ありがとうございます!

いま何位?!

人気ブログランキングへ
1日1回 ポチッと応援いただけると
嬉しいです^^

カテゴリー選択
アーカイブ選択