6時半に起き、足湯をして
足腰がすっかり軽くなったのを
確認した鈴木は
愛用しているリュックを
ホテルに置いて身ひとつで出発。
(セミナーの開始まで3時間はある。
9時までにホテルに戻れば、、、)
そして、地下鉄へ。
行先は四条。
京都駅から2つ目である。
5分後、四条到着。
(駅の雰囲気が一昨年とは違う)
そこから祇園祭で有名な
四条通りを鴨川に向かって高倉通りへ。
着いた先は、錦市場である。
早速、通路2間ほどの
薄暗い市場を歩く。
が、開いている店は1割ほど。
(記憶しているのとは違う、、、
時間が早かったのかもしれない)
しかし、鱧(はも)専門の鮮魚店
おしんこ専門店、卵焼き専門店
ゆば専門のお店の看板を眺めるだけで
鈴木は十分満足だ。
市場の終点である新京極から
再び四条通りへ。
(朝飯を食うべし)と
向かった先は
立ち食いで有名な錦そば。
7時半の開店にあわせて入る。
一番乗りだ。
きざみおぼろうどんとバッテラを頼む。
ちなみに、きざみとは油揚げを刻んだもの。
おぼろとは、とろろこんぶ。
そばもあるが
京都に来たらやっぱりうどんだよね。
しかし、、、
後から来た人はそばを頼んでいる。
(おいおい、それはないだろう?)
なぜか、悲しくなる。
そうそう、今回、名古屋駅で
新幹線の待ち合わせがあったので
長年、行こう行こうと思っていた
ホームの立ち食いのきしめんやに行った。
さすがに、味噌味のきしめんを
頼む勇気はなかったが、、、
そこでも、そばを頼んだ大バカ者がいた。
当地に行ったら
当地の実情に合わすべしだ。
横浜とは違って
京都の出汁の風味は濃い。
出汁の材料が根本的に違うのだろう。
とてもいい香りがする。
しかし、つゆの色は薄い。
これを食べると京都に来た気がする。
さて、ここから
今日の本当の目的先である
本能寺跡へ四条の駅へと戻る。
まだ、7時52分。時間はある。
現在ある本能寺は
本能寺の変後
権力者となった豊臣秀吉が
強制的に移転させた。
これが、本能寺の変の黒幕が
秀吉だという証(あかし)の
一つになっている。
本能寺跡は、ただ石碑が
立っているだけで
織田信長が明智光秀に
討たれた頃の大伽藍の面影はない。
が、雰囲気はある。
そこで、たたずむ。27分。
満足して、四条から京都へと向かい
セミナー会場である東寺へ着いた。
9時17分。
追伸
今回、本能寺跡を見たかったのは
綾瀬はるか主演の『本能寺ホテル』を見たから。
鈴木は、どうも映画のロケ地を
見るのが趣味なのだ。
本能寺跡を見ながら
頭の中で空想する。これが楽しい。
綾瀬はるかが、ここで転んだなぁ~
明智光秀はこの方角から攻め込んだなぁ~
信長はここで自刃したんだなぁ~
時間にしてわずか1時間13分の小旅行。
とっても密な時間を過ごしました。
さて、来年は朝早く起きて
どこに行こうか?!
・伏見の寺田屋
・下賀茂神社の糺の森
・桃山の明治天皇御陵
・上賀茂神社
・御所の鬼門
関連記事
- 2017.03.23
1枚のA4用紙にすべてをまとめる - 2018.12.09
東名あおり運転で思うこと(夜中の東名は怖い) - 2018.02.10
女性の異常はすべて足に出ている - 2019.04.20
『キャプテン・マーベル』他人の潜在意識を探査する - 2016.10.18
「青春の門」再スタートで思い出した17の秋 - 2017.09.10
ほんとの資産は両耳の間にある