入ってくるや、、、
「先生、胃が痛くて」
と、おっしゃる。
※この方、いつもは
腰が痛いと言って
入ってくるのです
いつもと違う様子なので
仰向けになってもらい
早速、胃と関連する
へそから上の箇所を
重点的に診る。
かなり硬いのがわかる。
(これだけ硬直していれば
胃も痛いはずだ、、、)
それで、よく診ると、、、
へその近くより
みぞおち近い箇所が硬い。
「げっ、となったりしますか?」と聞く。
「そうだ」と言う。
※「お腹」を観察すると
こういったことがわかる。
反射的に、側腹(=脇腹)の
左右差を診る。
左側が硬い。
この箇所をつかまえて
圧痛点を探す。
圧痛点の気配はある。
しかし、なかなか表面に
出てこないのがわかる。
※ここで時間を掛け過ぎると
相手の要求が消えるので
違う手をうたなければならない
それで、、、
「きゅっきゅっきゅっ」と
言いながら
左右の側腹を
左→右→左→右→左→右
と、速いスピードで動かす。
すると、、、
患者さんの呼吸が
鈴木の手につられて
吐いたり、吸ったりをする。
いい加減の所で止め
手を離すと、、、
大きい呼吸が
お腹の上腹部に入る。
へそ上の硬直は緩むが
みぞおちの箇所は緩んでいない。
(左右差から来るものよりも
上下差の影響が強いのか?)
すぐに、恥骨と胸骨を
ちょんちょんとさわる。
すると、胸骨で反応がある。
(胸が落ちたからなのか?)
胸骨を手根で大きく捉え
上下左右動かし
おさまりのいい箇所を見つけ
気持ち斜め右上に持ち上げる。
手を離すと、、、
先ほど緩んでいなかった
みぞおちの箇所が緩んでいた。
「ずいぶん硬いのが緩んだ感じです」
「そうですね」
追伸
その後、腰のところに
左右差があったので、、、
それを締めて終わる。
つまり、気候の変動に
体が付いていけなかったため。
胃の痛みを出したのです。
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