正負の法則というのがある。
※鈴木が受講しているメルマガ
『ロシア政治経済ジャーナル』から転載
No.1660号
2017/12/10
<正負の法則とは、よいことと悪いことは、
「同時」あるいは「順番」に起こる>
という法則のこと。
しかし、ず~っと成功し続けている人も
稀にではあるが、いることはいる。
・世界一の投資家:W・バフェット
・日本の事業家:孫正義
・JALを再建させた:稲盛和夫
などなど、、、
この3人、「失敗した」という
話しを聞かないでしょ。
それに、30年ぐらい
その業界のトップに君臨しているからね
でも、これって
正負の法則と合わない。
ず~っと成功しっぱなし。
(おかしい、、、)
と、いうことで
その理由を探るために
いろいろと調べてみた。
まずは、
自分がしている仕事は
何のためにしているのか?
大義に生きた人は
ず~っと成功し続けているように思う。
例えば、
次のような有名な話しがある。
通称、3人の石切り職人の
価値観の違いのお話として知られる。
古代ギリシア時代、ある旅人が
石を切っている3人の職人にこう聞いた。
「あなたは、何をしているのですか?」と、、、
3人が答えて言うには、、、
1、生活のお金を稼ぐために、
石を切っています
2、石切りの技術を身に付けるために
石を切っています
3、村人が安らぐための教会を作るために
石を切っています
「生活のため」
「自己成長のため」
「他人の幸せのため」
ですね、、、
当然、「他人の幸せのため」に
石を切っている職人が
神様に愛されて成功しそうに思う。
それを裏付けるような
こんな話しもある。
どんな感情の時に、
重たいものが持てるか?と、いう実験
「どんな感情の時だと思いますか?」
「憎しみ、復讐、恨み、、
そんな時はたくさんエネルギーが出そうだね」
しかし、結果はその正反対の
感情の時なのです。
それは、「人を愛する時」
つまり、愛する人、家族、友人を
思い浮かべた時に、
一番重いものが持てたそうです。
また、こんな話しも、、、
これは、ビートたけしの話し。
<よく若手の芸人が言っておりますが、、、
行った店でたけしさんがいた。
帰りがけに会計しようと思ったら、
『あそのこのあんちゃんたちの分、
おいらが払うよ』って、
すべてたけしさんが支払っていた
というもの>
また、こんなのも、、、
<出番を終えて帰ろうとしていた
ビートたけしが、テレビ局の廊下で
まだ売れていない漫才コンビが
ネタの練習をしていた。
それを見たビートたけしは
練習の邪魔をせずに遠回りして帰った>
と、いうのもある。
だから、人からは見えないこと。
そして、相手が喜ぶことをすると
神様かは知らないが
誰かが判断しているのだろう、、、
「こいつは、なかなか
いいことをしたので
ずっと成功させ続けてあげよう」
と、考えることも、あると思う。
結果、「正負の法則」の
負(=マイナス)のバランスが
軽減するのだと思う。
そして、ず~っと、
「あの人は、運がいいね」
と、なるのだろう。
「運」については、
もっと解明されていい「問題」だと思う。
そして、みんなが、解明された
その成功法則に則って行動し
その結果、誰もが幸せな生活を
手にすることができれば
「世の中」は、もっと
よくなるに違いないと思う。
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