長い間続く痛みというものは、、、
怪我をしたときにダメージを受けた組織
神経伝達路の損傷だけでなく、
脳に入って起きることが
大きく寄与しているというのが
現在の世界の医学界では
主流の考えになっているそうだ。
つまり、長い間続く痛みは、、、
脳が、「痛み」を覚えてしまっていると言うこと。
「じゃ~、脳が痛みがあることを
忘れるようにすればいいのでしょ」
確かにその通り。
以前、お尻が痛いとおっしゃる
50代前半の女性がいらっしゃった。
体を調整すると、その時は
楽になるのだが長続きしない。
その理由は、脳が、
「痛み」を覚えてしまっていると言うこと。
これを解除しないと
お尻の痛みは取れない。
脳の緊張は、ダイレクトに
お腹とリンクすることを知っているので
次回にお見えになった時に
お腹を重点的に診てみた。
すると、ストレスと関係あるところに
問題点を発見した。
その箇所をさわりながら、、、
「●●さん、ここが硬いのですが
わかりますか?」
「わかります。これって何ですか?」
「はい、ここはストレスと関係が
深いところなのですが、、、
(間)
何か思い当たることはありますか?」
「・・・・・・」
「例えば、家族のこととか、、、」
「思い当たることはあります」
「そうでしょうね」
「はい」
追伸
このように、、、
ストレスと関係あるところをさわりながら、
質問をしていくのです。
すると、、、
彼女が聞いて欲しいことを
質問すると、その箇所は緩んでいくのです。
反対に、彼女が聞いて欲しくないことを
質問すると、その箇所は強ばっていくのです。
その後は、彼女が聞いて欲しいことだけに
質問を絞り、話しを聞いていくのです。
「はい、今日はこれでいいと思います」
「先生、なんか楽になりました」
「良かったですね」
「。。。。。。」
長い間続く痛みは不安によるものが多いのです。
その不安を、施術者である鈴木と
話しをすることで少し解消され
その結果、長い間続く痛みであった
お尻のところが楽になったのでしょうね。。。
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