70代の女性。
ある時、うつぶせの状態で
両方の股関節を
四指と拇指で大きく包み込んで
その可動性を見ていた。
腰が余りにも硬直していたので
股関節から緩めようと
プランを立てていたのだった。
※腰が硬い時には
股関節を緩めるのが常道だから
(あれっ、、、
股関節の出っぱっている所が
異様に外へはみ出している。
また、生きた感じがしない。
これは、おかしいぞ)と、思い、、、
「●●さん、股関節が、、、」
と、最後まで言う前に、、、
●●さん、次のように軽く答えた。
「先生、両方とも人工骨頭が入っています」
その後、股関節を回して
可動性を取ろうと考えていた。
もし、それをしていたら
と、思うと、背中に冷や汗が流れた。
追伸
このように、、、
(あれっ、、、)と、感じる時は
一旦、手を止めて聞いてみることも
重要になってくるのです。
でも、正常な股関節を
数多くさわっていないと
この感触は掴みようがありません。
だから、開業してからも、、、
井本整体に通い、体が正常な生徒さんと
数多く練習する経験が必要になるのです。
関連記事
- 2020.03.15
四谷学院の広告を読んで思うこと - 2021.12.25
整体の修業(7) - 2020.02.24
左の背中の下の方がパンパンに張っている女性 - 2021.12.17
整体の修業(1) - 2020.05.10
75歳のゲーテが32歳のエッカーマンに言ったこと - 2021.07.25
プロは締め切りを死守する