『カブトムシ』と言うと、、、
まず思い出すのが小学校の3年生の夏のこと。
夏休みだったので暇を持て余し
たいていR君の家にいた。
なぜかと言えば、、、
そのR君の家は、両親が共働きで
気楽だったのと
そこで出してくれる麦茶が
甘くておいしいからだった。
その当時は、麦茶に砂糖が
入っているのは少なく、
たいていの家の麦茶は
甘くなくまずかった。
だから、毎日、行ったのだと思う。
その家には、なぜか
お兄さん(中学校2年生)がいつもいた。
そのお兄さん。
自宅の庭に巻き藁を作って
拳を当てているような
格闘技大好き人間だった。
その頃は、極真空手の大山増達の漫画
『空手バカ一代』の全盛期。
だから、中学の部活に入るなど
無駄なことだと思ったのではないかと
ひそかに思っている。
そんなお兄さんが、
明日は、カブトムシをとるぞと
突然、言い出した。
鈴木は、昆虫が嫌いなので
できれば断りたかったのだが、、、
巻き藁を作って拳を当てている姿を
見ているから断れなかった。
(良かった、明日か、、、)と、思っていたら
今からカブトムシが好きな蜂蜜を
トンネル脇の木に塗りに行くぞと言う。
「いいか、、、カブトムシは夜によく動くんだ。
だから、前の日に、蜂蜜を塗っておくと
それにつられて朝には、たくさんいるんだ」
そして、、、
「明日は午前5時に集合だ」と。
(午前5時なんて、起きたことも無いし、、、)
と、思ったけれども、起きれた。
追伸
確かに、昨日、蜂蜜を塗った木には
カブトムシがごっそりいた。
それ以来、虫は大嫌いになった。。。
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