-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

10.20 神頼みにならないために技術を学ぶ

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今日は中西輝政『情報を読む技術』、を
読んでブログを書いています。

 

「鈴木さん、整体指導者が
どんな理由で、このような本を
読むのですか?」


と、こんな質問が、
多く出ると思う。


「それはね、、、

整体のことは
整体のことだけを学ぶよりも

一歩下がって、他のところから
学んでくることの方が

よっぽど身になることが
多いと鈴木は思うからなのです」


※誤解されると困るので
ここで、あえて書いておきますが、、、

整体の勉強は大切です。
否定するものではありません。


ただ、ここで言いたいのは

整体の技術の習得に、
あなたが今までした経験が
丸ごと活かせる、ということなのです。


例えば、鈴木は学生時代
ホテルで接客のアルバイトをしていました。

その時の、「気配り」「段取り」は
整体で役だっていると、いうことです。

 

要するに、鈴木はね

すべてのおおもとにある理(=ことわり)は
同一の仕組みから生まれてくる

と、考えているからなのです。

 

さぁ~ここから


『情報を読む技術』の本文が始まります。

 

<日本には国家戦略がないと
よく言われるが、

その根本的な理由はただ一つ。

国のトップが極力、楽観主義を廃し、
「Aに転んだらC,Bに転んだらD」という具合に、

一つの情報に対していくつか
シナリオを描いておく労力を避けているから。

シナリオを考えていないから、

戦略もビジョンもなく、

つねに行き当たり
ばったっりになってしまう>


→この文の要諦は、

「なぜ、日本という国は、
データという客観的な情報を
信用しないのか?」と、いうことです。

 


結論から言うと、、、

これは、「言魂(=ことだま)」
影響が強いから、、、


日本人は、

「縁起でもないことを言うな」

などと、言うことが多いです。


これが、「言魂(=ことだま)」の呪縛。

 

このままだと、わかりにくいので
わかりやすい例を出します。


それは、今から77年前のこと。

この年は、1941年(昭和16年)。

歴史に詳しい人なら
「ピン」とくるはずです。


この年の12月、日本は
アメリカに開戦しました。

そう、、、「真珠湾攻撃」です。

初めのうちは、「完勝」でしたが、、、


その喜びもあっという間のこと。

その後の「ミッドウェイ海戦」で
致命的な敗北をした。


そして、1945年8月15日
「敗戦」を迎えることになる。


結論から言えば、、、


この戦は、初めから
「勝てる」戦ではなかったのです。


その証拠に、開戦前に
日本政府は、最も頭脳優秀である官僚に

アメリカと日本との「国力調査」を命じました。


その結果は、、、


あなたが予想する通り、、、

日本がアメリカと開戦して
「勝つ」確率は100%無い、と。


それなのに、、、

なぜ戦ったのか?


それは、歴史を詳細に検証すると

鎌倉時代の「蒙古襲来」にたどり着きます。

 


あの2回の戦は、

たまたま「神風」が吹いて
事なきを得るという

誠に、希少な「運」での出来事でした。


しかし、「この勝利」は、
その後の歴史では
非常にまずかったのです。


つまり、「日本は、神に守られている」

 

「いざ」と言う時は、「神風」がきっと吹いて
アメリカを叩きのめすだろう、、、と。

 

 


追伸
これは、「整体」でも言えることです。


極論ですが、、、

痛みや、症状が治る人は、
整体しなくても

勝手に治るように
なっているのです。


なぜなら、治す力が
体の中に、もともと備わっているから。

 

それを、「自分が治してあげた」と
自画自賛し勘違いすることは

 

ある意味、この「言魂(=ことだま)」の
考え方に近いのではないかと
鈴木は思うのです。

 

だから、いまだに、、、

エビデンス(=証拠)というか
裏付けが取れる技術を学ぶために
勉強をしていると、いうことが言えます。

 

 

 

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