・「まだ」できる
・「まだ」できていないだけ
そんな「まだ」のたった2文字が、
未来を大きく変えるという研究がある。
参照:上野 陽子さん
コミュニケーション・アナリスト
わかりにくいので、例を出す。
<テレビで漫才師のコンビが
30分程けん玉に挑戦する実験があった。
その実験は、ふたりに
「けん玉を軸に刺してください」というもの>
7分ほど経つと、、、
同じ実験をやっていても
漫才師のコンビが発することばが
変わってきたのです。
「こんなこと、やったって意味ないじゃん」
「少しコツがわかってきた」
これって日常、よくあるパターンですよね。
でも、その思考回路の違いで
成功するかどうか?
が、分かれるとしたら、、、
上野 陽子さんによれば、、、
「こんなこと、やったって意味ないじゃん」は、、、
▼停滞型マインドセット
<思考の基本>
人の能力は生まれながらのもので
変えられない。
“今”の評価(賞讃)のために行動し、
チャレンジするよりも、
今をうまく乗り切る方法を見つける。
自分が安心するために、
人の足を引っ張り、自分より出来の悪い人間を探す。
これにより自らの可能性をとめてしまう。
「少しコツがわかってきた」は、、、
▼成長型マインドセット
<思考の基本>
人の能力は成長していく。
“まだ”と考えて挑戦することで、
変化発展していくと考える。
難しい問題を解く“プロセス”を楽しみ、
すぐに結果が出なくても成長に感謝しながら、
目標に向かう。
ちょっと具体的に落としこむと
「テストの成績が悪くても
『僕は数学の素質がない』と言ったら
『僕には“まだ”数学の素質がない』と
言い換えてやること。
『僕にはムリだ』と言ってきたら
『僕には“まだ”ムリだ』と
つけ加えてみてください」と。
つまり、生徒たちに
“まだ”と「学び続ける」という
文脈をあたえることで、
暗黙のうちに「成長型マインドセット」へ
切り替わっていくというのだ。
追伸
あのエジソンが、、、
「私は今まで一度も失敗をしたことがない。
私は2万回も、電球が光らないと
言う“発見”をしたのだ」
と、言ったのも、、、
要するに、「考え方」次第なのです。
「考え方」しだいで
人生は良くもなり悪くもなる
と、言うことなのですね。
と、ここまで書いてきて
あなたが思ったことを
当ててみましょう。
きっと、
「鈴木さん、何を
偉そうに言っているのですか?」
と、思ったことでしょう。
鈴木も書きながら
「そう」思ったから。
でも、今まで書いてきたことが
れっきとした真実なのですよ。
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