今日は、見城徹『読書という荒野』を
読んでブログを書いています。
※作者の紹介
見城徹さんと言えば、
鈴木が通う井本整体本部道場がある
千駄ヶ谷に本社を構える出版社
『幻冬舎』の創業者であり社長。
1950年静岡県で出生
慶応大学を経て廣済堂出版に入社。
その後、1975年、角川書店に入社。
このカドカワ時代に、
坂本龍一、松任谷由実、尾崎豊など、
芸能人、ミュージシャンとの親交を培った。
※尾崎豊とのあまりにも密なる
ドロドロした友人関係は有名
1993年『幻冬舎』を設立。
鈴木が、「この本のタイトル、装丁がいい」と
思って本の裏表紙を見てみると
なぜか、『幻冬舎』であることが多い。
※タイトル、装丁がいいいのだから
企画、調査、センスに優れているのだろう。
優秀な人材は優秀な社長の所に集まるもの
先日も、この『幻冬舎』の辺りを歩いていたら
リクルートスーツを着た女子学生ばかりを見かけた。
(あぁ~あの子たち『幻冬舎』に面談か?)と。
この辺りは、洋服を作る
アパレルが多いのだが、、、
この女子学生たちは、
ファッションよりも文芸に興味が
あると見えた。
鈴木も、ファッションよりも
文芸に興味があるから
この女子学生たちに「親近感」を涌くのです。
<読書で学べることに比べたら、
一人の人間が一生で経験することなど
高が知れている。
読書をすることは、
実生活では経験できない
「別の世界」の経験をし、
他者への想像力を磨くことを意味する。>
→図書館に行くと、どうしても好きな
小説、歴史、地理に行ってしまう。
すると、自分の世界が広がらないので
絶対の読まないであろう本を借りる本の中に
1冊か2冊入れることにしている。
近ごろは、
『今日からモノ知りシリーズ
トコトンやさしい●●の本』を読んでいる。
今までに、
・ロジスティクス・超音波
・フェライト・トランジスタ
・電子部品・回路設計
を、読んでいる。
<本のページをめくればめくるほど、
人間の美しさや醜さ、葛藤や悩みが見えてくる。
そこには、自分の人生だけでは決して味わえない、
豊饒な世界が広がっている。>
→鈴木は、このごろ、「詩集」を
音読することが多いのです。
「詩集」は、物語と違うようで、、、
ことば1つ1つが際立っている。
また、「音読」が前提なのか?
口から発すると、詩人が
そのことばをわざわざ使った
わけがよくわかる。
<僕は編集者という仕事をしている。
編集者の武器はただ一つ、「言葉」だけだ。
言葉によって作家を口説き、心を揺さぶり、
圧倒的な熱量の作品を引き出す。>
→見城さんは、前作『編集者という病い』でも
こんなエピソードが紹介されている。
20代のころ、すでに大作家となっていた
石原慎太郎と仕事がしたいと思った見城は、
『太陽の季節』と『処刑の部屋』を
全文暗記して石原との初対面に臨んだ。
これには石原も
「わかった、もういい。
お前とは仕事をするよ」
と、苦笑したという
(迫力ある若者だ、、、)
<少しでも、相手の心情に寄り添った表現をしたい。
正確な単語を使いたい。
そのための武器となるのが、
読書によって培われる、
他者への想像力と語彙力である。>
→鈴木もブログの草案を書いてからは
編集に時間を費やすことが多い。
この際、一番、気をつけるのは
「読みやすさ」次が、
「強い言葉を使う」なのです。
語彙力については、1年半ほど前から
始めている「音読」が功を奏しているように思う。
追伸
一昨日、「2018年本屋大賞」ノミネート作品
10作品のうち8作品を読み終えた。
残すところ、
『盤上の向日葵』柚月裕子
『キラキラ共和国』小川糸
※個人的には、8位である
『崩れる脳を抱きしめて』知念実希人
が、良かったよ。。。
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