70代の女性。
3カ月ほど前に、転倒した際に
右の手首を骨折されたそうだ。
「骨折した後、右の手首が硬く、痛く
動きが悪いのです、、、」
「骨折すると、体が保護するため
その箇所が硬くなります。
だから、体が正常な働きをしたということ」
と、言いながら、、、
骨折した右の手首と、
正常な左の手首を観察する。
すると、、、
骨折した右の手首は、
親指の付け根の箇所がとりわけ硬い。
早速、その箇所を右手で
大きく包み込むように挟む。
その際に、気を付けることは、、、
・指先で挟まず、第一関節を使う
・挟んでいる右手には力を入れない
・右手を左手で圧を掛ける
そして、その圧が緩まないようにすること。
その後、、挟んだまま、
最も反発が出る角度に
右腕の位置を調節し、
上の手である左手で
上下、左右にある程度の速度で動かす。
追伸
すると、引っかかりができて
穴ぼこが空いてくる。
その中に、急所である硬結が出るので
それに意識を向け気持ちを込めるのです。
次第に、緩み始め、暖かくなってくる。
それで調整が終了するのです。
※初めは「痛い」のですが
段々と痛みが取れてきます。
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