こどもの俳句は、鈴木のブログの中でも
トップ3に入るほどのキラーコンテンツ。
こどもの発想が、我々、大人には
思いつかないことが多々あるので
新鮮味もあって読まれているのだと思う。
早速、いきましょう。
・秘密だよ セミの抜け殻 怖いんだ(小学校1年生、男子)
・あざやかな 色のびわの実 どんな味(小学校学校4年生、女子)
・ゆれにゆれ おみこしかつぎ 1年生(小学校2年生 女子)
・夏休み とかげもセミも いっぱいだ(小学校4年生 男子)
・風りんや 心をいやす お守りさ(小学校3年生 女子)
・天の川 光るはくちょう 風に乗る(小学校5年生 男子)
今回、読売新聞に取り上げられていたのはこの6句。
鈴木が、この中で一番好きな句は
ゆれにゆれ おみこしかつぎ 1年生(小学校2年生 女子)
「ゆれにゆれ」のように、
漠然とした言葉が鈴木は好きだ。
頭の中でイメージが湧く。
どんどん連想が膨らんでいく。
「ゆれにゆれ」、どうなるんだろう、って。
そこへ、おみこしかつぎ 1年生
全く予想していない語句。
とても、いい。
追伸
「ゆれにゆれ」が「揺れに揺れ」では
イメージが固定化されて幅が無いような感じがする。
漢字は、イメージを固定させるのには
いいのだろうと思うが、、、
それよりも、ひらがなの方がいい。
整体は、、、
相手の中にいいイメージを与えるために、
人体力学体操でも小難しい言葉を使用しない。
ここで力こぶを伸ばして下さいと言えばいいのに
上腕2頭筋を伸ばして下さいと言うのとでは
同じことを言っていても
患者さんに与えるイメージは
全然違うのです。
つまり、ことばの適切な使い方が
整体指導者にとっては重要な素養になるのです。
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