右ひざが痛いと言って
おみえになられた方がいた。
操法、終了後、、、
(痛かった)右ひさを
先に曲げて立ち上がった。
※痛かったはずの右ひざを
先に曲げて立ち上がったのだから
今の段階では、痛くないと
言うことがわかる。
その瞬間を捉えて
「少し(右ひざが)
楽になりしましたか?」
と、声を掛ける。
すると、、、
「おかげさまで楽になりました」
と、言う方と
「そんなに変わらないですね」
と、言う方とがいらっしゃる。
開業したばかりの頃は
患者さんがおっしゃる言葉を
真に受けていた。
だから、
患者さんが、、、
「まだ、痛いんですよ}と、
おっしゃればいつも不安で、
もっといい「やり方」が
あるのでは、と思い
過去のノートを見ていたものだ。
でも、ある時から気付いた。
「人って、ホントの事を
言わないものだ」と、言うことに。
追伸
なぜ、気付いたかと言えば
「そんなに変わらないですね」
と、辛口に言う方ほど
次回の予約を取って
長い間、通って下さると
言うことを知ったからです。
正直に「楽になったよ」と
言えばいいのに、、、
そうは行かないのが人間だ。
(ん~ん、人間って複雑)
この頃は、、、
患者さんが言うことは
真摯に受け止めるけれど
前ほど、深刻に考えなくなりました。
言葉よりも、、、
ふとした時に見せる
表情、動き、声音、動作などを
よく見るようにしています。
つまり、、、
言葉は真実を
言っているとは限らない。
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