昼、食事のため横浜駅へ出た。
ごはんとしじみの赤だしが
うまい定食屋へ行った。
その店は、本来居酒屋なのだが
昼間からお酒を飲める店として
横浜では歴史も古く有名な店だ。
横浜駅から歩いて2,3分のところにある。
そのためか、
この時間(2時頃)だと、
男性のかたのプチ同窓会的な
集まりが多いようだ。
今日も、となりの
8人掛けのテーブルに
70歳前後のおじいさんたちが
6人座り
昼間からたばこをくゆらし
焼酎のお湯割りを飲んだいた。
みなさん、うすくなった
やかん頭を真っ赤にして
いい気分のようだ。
(昼間から酒を飲みやがって。
日本はいい国だ。
でも、現役のころは
『企業戦士』だったんだろうな。
この年令ぐらいが一番幸せなんだな。
年金がいっぱいもらえるから。
家で待つ奥さんはどういう人なのか?
席の座り順も、学校時代の力関係から
決まっているのかな)
などと、くだらないことを考えていた。
今日の話しはこの幸せそうな
おじいさんたちのことではなく
その隣りのテーブル席に座った
30歳前後の女性のことである。
いつも気になっていたのだが
20~50歳ぐらいの女性の
かなり多くの人が脚を組む。
組むことで腰のすわりを
よくしているのだと思う。
整体的には、こんな格好を
するのは骨盤を支える骨に
左右差があるためであるが
ここでは、なんで
こうなったのかは書かない。
骨盤の左右差が
あるとどうなるのかだが、
・生理に関してトラブルがあるはずだ
・股関節が狂うため歩行に支障があるはずだ
・仙骨がトラブルを起こして
肌、髪の毛に問題が出てくるはず
・妊娠しにくい
と、いいことが1つもない。
女性の患者さんを診ていて
いつも思うのだが
・股関節が狂って
びっこを引くとか
左右フラフラと傾きながら歩く
(男性では、ほとんどみない)
・リウマチみたいな症状や、
指の関節が痛くなったりする
(男性では、ほとんどみない)
そして、大事なことだが、
これらの症状が
ほとんどの場合、閉経後に
表面化することなのだ。
閉経する前と、後とではちがうのは
骨盤が動いているか、動かないかである。
閉経後に出るということは
女性の場合、骨盤が
動かなくなり始めると
症状が出るということになる。
つまり、骨盤の左右差を残したまま
閉経がやってくると
”まずいですよ”ということです。
そうならないためにも
生理がある内から
骨盤の調整をして
骨盤の左右差を
なくしておかないといけない。
寿命は、女性だったら86.41歳、
(日本経済新聞:2014/3/10朝刊)
閉経後の人生はかなり長い。
この間を”輝いて、つややかに、
楽しく”生きていくためにも
ぜひ整体体操をやってもらいたい。
スクワット体操
追伸
脚を組むと楽というのは骨盤に
左右差があるということ。
今のうちに、普通に座って
楽なように骨盤を調整してください。
骨盤が動いている間(=生理がある期間)に
体操を行うと比較的苦労せずに修正されます
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