著者:指南役
※著者である指南役さんとは、
エンターテインメント企画集団だそうだ。
つまり、世の中を通暁して
「おもしろいネタ」の追及に
日夜、営んでいる人たち。
まぁ~「その道」のプロということ
ちなみに、指南役さん
・「朝ドラ」一人勝ちの法則
・「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる
・幻の1940年計画―太平洋戦争の前夜、
“奇跡の都市”が誕生した
・一流の仕事人たちが大切に
している11のスタンダード2
・キミがこの本を買ったワケ
など、著作は多数ある。
※いずれにしても「タイトル」の秀逸さは
素人のレベルではないのが、わかると思う。
<嫌いな上司がいる部署のほうが団結が強い。
人間は共通の敵の前で最も結束する>
→ん~ん、国際政治で言うと
「仮想敵国」を作れということだね。
ナチスドイツのヒトラーは
ユダヤ人を「仮想敵国」にした。
第一次世界大戦の敗北で
経済がガタガタになったドイツを
そういった詭弁で国をまとめ
独裁権力を握った。
国がまとまると、その後は、
ソ連、イギリスを敵にまわし
その結果、アメリカの参戦を許し
あぁ~いう結果になった。
日本も、その同じ轍を踏んだ。
ただ、ドイツよりも愚かだったのは
「仮想敵国」を軍部の不統一により
つまり、陸軍、海軍のメンツのために
日本の東西南北の国を「仮想敵国」にした。
ABCD包囲網という。
※アメリカ、英国、中華民国、オランダ
話しが大きくなりました。
ちょっと話しを戻して、、、
ここで、嫌いな上司の定義とは、、、
鈴木なりの答えは、簡単。
「自分と似ている人」なのです。
あなたが、「この人」苦手だなぁ~と思う人を
今、思いだしてほしいのです。
きっと、あなた自身が密かに
「イヤだなぁ~」と、思っていることを
している人なのです。
<芸能界で中山秀征が生き残っている理由。
彼は業界内で評判がいい。
プロデューサーや放送作家と
いった裏方さんをはじめ、
同業種のタレントさんたちから信頼が厚い。
楽屋での先輩に対する挨拶は欠かさない。
仲間の集まりには駆けつける。
舞台の初日には必ず花を贈り、
誕生日のプレゼントも欠かさない。
後輩との飲み会ではお金を置いて途中で帰る。
そう、まさに気配りの男だ。>
→鈴木が、彼のような生き方をしたら
1日で胃に穴があきそうですが、、、
それだけ、芸能界は、
競争が激しいのでしょうね。
ビートたけしにも、同じような
エピソードがありますが、、、
<街が活性化するために必要なのは、
整然とした道路でもなければ
美しい外観のビルでもない。
雑居ビルだ。
六本木も恵比寿も渋谷も下北沢も、
街が面白いのは雑居ビルがあるからだ。>
→これは、大いに納得。
六本木も恵比寿も渋谷も下北沢も
共通項は、街中に「坂」がある。
反対に、札幌、帯広は
だだぴっろい平野があるだけ。
「坂」があるところには
平野が少ない。
だから、その少ない平野を
活かすためにビルが建つ。
しかし、そのビルは狭小だ。
当然、一部上場の企業にとっては、
手狭なので使いがってが悪いので手を出さない。
だから、必然的に
雑居ビルになるのですね。
<いないと寂しい営業マン。
あなたの会社に、断られても
日参する保険営業マンはいないだろうか。
皆つれない反応を見せても、
一向に日参をやめない。
彼が風邪をひいて、少し休むと、
気になってしまう。
知らぬ間に、憎めない奴と思っていた。
本当に保険を欲したある日、
真っ先に声をかけられたのは、
その営業マンだった。
日参は、決して無駄足にはならない>
→その日参する人が、
うらさぶれた50代の男よりも
20代で、女性で、うぶで、
少し太り気味のぽっちゃりだったらなおよい。
なるほど、生命保険会社の戦略は
確かに正しい。
鈴木が、生保にいた時
確かに、そんな女性を会社は欲していた。
追伸
全然、関係ないけど
鈴木は、「路地」が好きなのです。
都内を散策していて
「路地」を発見すると、
つい足が向いてしまいます。
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