鈴木は、、、
21時過ぎに来る
患者さんからのメールには
特に、「びくっ」とする。
スマホが全盛になった今では
道場のPCのメールアドレスに
届いたメールも
自然にスマホに転送されるから。
「痛み」は、
夜間から始まることが多い。
だから、この時間のメールは
かなり救急度が高いものが多い。
たいてい、読むのが
辛い内容になるのです。
「お腹」に力を入れて
恐る恐るメールボックスを開く。
そして、文面を見る。
返信しないわけにはいかないので
返信をするのだが、、、
その文章を書くのに
人一倍「神経」を使う。
※「痛い」時は、、、
神経が研ぎ澄まされているから
いつもなら引っ掛からない言葉が
引っ掛かるのです。
だから、言葉の選択に気を病む。
しかし、メールでは
患者さんの心の深いところまで
汲み取ることができないので
結局、3日のうちに
鈴木の操法室に
来てもらうことになるのです。
※通常、翌日に来ることが多い。
痛みで不安がっているから
速く解消したいのですね。
追伸
翌日、夜にメールを下さった
患者さんがお見えになる。
すると、、、
不思議な現象に出会う。
「痛い」のは「痛い」のだろうけど
なぜか、患者さんの表情が
みな一様に明るいのです。
その様子を見て
(それほどひどくないのかなぁ~)
(昨日のメールでは、
かなりきつそうだったけど
一晩、眠って楽になったのかな)
と、思うのです。
そんなことが度々なので
ある時、不思議に思い
ある患者さんに聞いたことがある。
「昨日のメールの文面では
かなりきつそうな感じに
思ったのですが、、、」
「昨日は、きつかったですよ」
「でも、今日は、顔が
スッキリされているように
感じますけど」
「痛いことは痛いですよ。
でも、昨日、先生にメールを書いたら
少し楽になったのは確かです」
「そんなもんですか」
「よくはわからないけど」
人は、、、
「痛み」を他人に吐き出すことで
体が楽になることは確かなようですね。
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