今日は、読書感想文。
※ブログを書くのに、
いいネタがなかったということ(苦笑)
※松平洋史子さんは、
水戸徳川家の流れをくむ
松平家の末裔。
水戸徳川家といえば
「梅里」の雅号で有名な水戸黄門ですが、、、
彼は、実は長子ではありません。
事情あって水戸徳川家を
いったんは相続しますが、、、
儒家の教えが骨髄にまで
浸みこんでいる光圀は、
「それ」をよしとせず、、、
実子を、兄の養子として
兄の松平家へ転出。
兄の子を、自分の養子として
水戸徳川家を相続させました。
ここらへんを詳しく知りたい方は
冲方丁の『光圀伝』を読んでね。
話しをもどして、この本の中から、
気になったところを抜きだしました。
それが、、、
<「何を話すか」より、「いかに聞くか」>
→この点は、鈴木は実に弱い。
自分でも、これが弱点だと
わかっているのだけれど、、、
患者さんが言いたいことを
途中でシャットダウンし
自分が言いたいことを話してしまう。
いつも、注意しているのだけど
やってしまうのです。(涙)
<相手と同じ言葉を使う。
「おトイレはどちらですか?」という問いに、
「お手洗いはあちらです」
と答えることはありません。
「おトイレはあちらです」
と答えます。
→これは、自信がある。
患者さんが言ったことに対して
患者さんが言った言葉で返答している。
井本整体に入門する前の
接客業の経験が効いていると思っている。
<相手の発言を正すことは、
相手に恥をかかせることだからです。
相手が使った言葉を
そのまま受け入れて、
同じ言葉を使うことが、
相手に対する一流の気遣いです>
→そうだと思う。
これは、実際にやってもらうとわかるが、、、
自分が言った言葉で、返答されると
自分を丸ごと認めてくれるようで
誠に気持ちがいいものです。
<人が集まっているときに、
話に乗れない人がいたり、
寂しそうにされている人がいたら、
放っておいてはいけません。
寄り添い、話しかけましょう。>
→う~。これも苦手。
自分が、1人でいるのが好きなので
他人も「そう」だと、思ってしまう。
でも、自分と他人は違う。
<「語尾」は崩さずに、はっきりと伝える。
「語尾」の「ます」に
思いを込めるのが、一流の挨拶です>
→これは、できてる。
鈴木の場合、声音が強すぎて、、、
つまり、声が通る体質なので
ひそひそ話しはできない。
<何をするときも、
「最後まで気を抜かず、
清らかな余韻を残せる」人は一流です。
ドアは静かに閉める。
電話は、相手が切ったことを
確かめてからそっと切る>
→以前、こんな光景を目にしたことがある。
先生のグラスにビールを
注いでいたある先輩。
ビールがいっぱいにならないうちに
目線を切った。(気を切った)
その瞬間の先生の顔はかなり怖かった
※この話し、かなり重要です
その先輩は、何のことかわからず戸惑っていた。
<あと何回、「桜」を見られるのかを意識する>
→45歳を過ぎてからいうもの、
いつもそればかりを考えている。
だから、桜が満開と聞くと
どうしてもあちこちと見に行ってしまう。
<一流の人は、どこにいっても
相手に合わせられます。
その場に溶け込み、その場に合った
振る舞いができる人こそ、一流です>
→先生が、患者さん、生徒に
話しかけることばのなんともいえない
ニュアンス、声音、分量、速度、目線
距離感、角度はすばらしい。
素人が見ても一服の絵のようだ。
追伸
読書感想文のはずが
思い浮かぶのは、井本先生のことばかり。
まだまだ修行が足りないなぁ~と
正直、思った次第です。
関連記事
- 2017.10.07
「汗まじりの下痢便」の真実 - 2019.10.29
王貞治さんが引退を決めた感覚 - 2017.12.06
膵臓は慟哭している - 2019.08.28
鈴木さん、なぜ、そんなに時間があるの? - 2021.01.08
子どもの幸福度 日本は総合20位 - 2018.06.24
『羊と鋼の森』山崎賢人の調律中の表情がいい