打撲した時は
まず、首を見るのです。
打撲の影響は、首の硬直に
まず現れるからです。
首を見たところ、、、
張ってはいるものの
温かみがあった。
※これなら「大丈夫かな」と思う
次に、本人は、、、
右膝を強く打っていると言うが
頭部を打っていることを
忘れている可能性があるので
頭部を両手で大きく包み込んで
頭部の打撲があるかどうかをみる。
気が中に通るので
まずは、無かったのだと確信する。
※頭部を打撲した時は
手の中に冷涼感を感じる
うつ伏せになってもらい
仙骨に手を置いて中に気を通す。
その後、、、
一番重要なお腹の確認に入る。
へそから上の箇所に手を大きく当てる。
すると、予想どおり硬い。
右膝の打撲の影響が
体に与えた衝撃が多かったことを示す。
へそから上の箇所の
特に硬い箇所をさわりながら
「●●さん、転んだ時
かなり痛かったですか?」
「はい」
「周りに人はいなかった?」
「先生、自宅で転んだんですよ」
「そうでしたね」
「外に行った時は、気を付けているのに、、、
自宅で転んだのがショック」
その瞬間、鈴木が押さえている箇所が
ちょっと緩んだのです。
要するに、、、
●●さんは、自宅で転んだのが
ショックだったのですね。
追伸
●●さんは、鈴木の手を介して
本当の気持ちを吐露したのです。
操法終了後、、、
あの痛めたはずの右膝から
立ち上がったので、ちょっとびっくりしました。
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