この方の場合
右腕が上がりづらいと
訴えるので、、、
その理由が必ず、
体に発生していると考える。
そのために、
まずは、観察の段階で
キーポイントになる箇所の
左右を比較し、
それを確認していくことが
最も重要なことになる。
特長を掴むと言うことです。
※左右差があるから、
結果として、右腕が上がりづらいのだから。
すると、、、
・右の鎖骨の外側の下がり
・右の肋骨(上部)の下がり
・右の首の硬直
・右の肩甲骨の開き
が、顕著だ。
当然、上半身の異常は
下半身と関係が深いのは
言うまでもないが、、、
それを書くと複雑になるので
今日は、省略する。
さらに、よく診てみると、、、
右の肩甲骨の上の箇所に
力が無いことがわかる。
つまり、この箇所に力が無いのが
右腕が上がりづらい理由と考えられる。
また、この箇所から、首に向かって
筋肉が走っている。
だから、肩甲骨が下がることで
この筋肉が引っ張られ
その結果、首が張るのは
至極、当然の話し。
ここまで、わかれば
この箇所に力を付けるには
どうするか?を考える。
追伸
まずは、体の外側である
肋間の硬直から緩めていく。
普通なら、腕を使って伸ばす
人体力学体操が一番効果があるが
この方の場合は無理なのです。
なぜなら、腕を上げられないから。
仕方ないので、操法で上げる。
その後、そこと関連する箇所を
調整していくのです。
「鈴木さん、どうやって
そこと関連する箇所がわかるのですか?」
「それは、対応と言う技術なのです」
※この対応が、井本整体の
技術の根本の1つなのです。
この対応の技術にしたがって
症状や痛みの、根本的な原因を
探していくのです。
※詳細を知りたい方は、、、
井本整体が主催する勉強会に
出席してみてほしい。
追伸2
操法終了後、
右腕が上がりやすくなったそうです。
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