いつものように鎖骨を診る。
すると、右がかなり下がっている。
(あっ、これは許容範囲を
超えてる下がりだなぁ~)
それから、肋骨を四指で抱えるが
それは問題ない。
しかし、角度を変えて
腕を抱えると右腕がやたらに重い。
この女性、体重50キロもないと
思うぐらいのだが、、、
とにかく重いのです。
まずは、、、
右の手首、肘を調整する。
しかし、その右腕の重さは
変化しないのです。
その後、背中を診て
お腹を診る。
すると、気に掛かる箇所を見つけた。
そこは、右の肩甲骨の肩口のところ。
四指で、右肩を抱きかかえ
親指がいったところを
左右にさすっていると
次第に引っ掛かりが見つかる。
その引っ掛かりに親指を置いて
四指で引っ張る。
再び、正座になって頂き
右腕の重みを確認すると
半分ほど軽くなっていた。
追伸
その後は、
右指がいった先の背骨と
関連する背骨の可動性を
出す操法をするだけなのです。
つまり、患者さんのお体を拝見して
特長をつかみ、それを確定する。
後は、そこと関連している箇所を
緩めていくのです。
そして、操法終了後
首が緩んでいれば
あとは、自然に体が変わっていくのです。
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