※70代以降の女性
初めは、右腰、右ひざの痛みで
お見えになっていた方
「調子が悪くなると
右の耳の奥が
ジージーと音を立てるの、、、」
「それは、疲れてくると
右の腰が下がるからですね」
「なぜ、右の腰が下がると
耳鳴りがでるのかしらね、、、」
「●●さん、でも、右の腰を
調整すると、そのジージーは
少しは良くなるでしょ」
「そういえば、そうだわね」
「右腰が下がると連動して
右の鎖骨が落ちた結果
ジージーになるのです」
ここで、簡単にメカニズムを
話しておくと、、、
右の腰が、背骨に向かって
締まる力が無くなると
連動して、右の肩甲骨が
外へ開き、下がっていくのです。
すると、右の鎖骨が下がるから。
それにくっ付いている
胸鎖乳突筋が硬直するのです。
※胸鎖乳突筋は鎖骨と
耳の下にある乳様突起を結んでいます
と、言いながら、、、
右の腰を挙上し
右の肋骨を上げ
右の鎖骨を外から内に締める
「少し、ジージーが
弱まったと思いますが、、、」
「そういえばそうだわね」
「ジージーが酷くなったら
右の鎖骨を覆うように
蒸しタオルをしてください」
「わかりました」
追伸
年配の方がお見えになると
ほとんどが右側に症状が出る。
・右ひざ
・右腰
・右の外反母趾
・右の内半小跡
・右の足裏の痛み
・右のふくらはぎの攣り
・右の耳鳴り
・右の頭痛
そして、「お腹」を診ると
肝臓に異常感を感じる。
長く生きてこられて
肝臓の負担も
「大変」なものだと察する。
そういえば、晩年
美空ひばりさんは
右の股関節を骨折した。
※ストレスから晩年は
多量のお酒を召し上がっていたようだ
あの東京ドームでの最終公演は
その「痛み」をおしてのものだった
と、聞く。
つまり、肝臓はとても重要な
臓器だということがわかる。
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