今日のブログは、、、
JCHO先代病院長で
整形外科専門医の村上栄一先生の
『足腰は健康の土台』を読んで
ブログを書いています。
<コロナ禍が続く中
腰の痛みに悩む人が増えています>
その原因は、と言うと、、、、
運動不足によって、腰を支える筋肉である
・表側を支える筋肉の腹筋
・裏側を支える筋肉の背筋
が、弱ったためだと言う。
確かに、腰の痛みで悩む人は
腹筋と背筋が弱いように思う。
でも、、、、
以前、こんなことがあった。
腰痛で悩んでいると言う
20代女性のお身体を
拝見したことがある。
彼女は、神奈川県のスノボの国体選手。
腹筋が8つに割れ
背筋も盛り上がるほどだったが
「先生、腰が痛くて痛くて」
と、おっしゃっていた。
その時には、、、
確か肩甲骨を内に入れる
操法を行ったら
「あれっ、、、ずいぶん
腰が楽になった」と言っておられた。
そんな経験もあるので
腰の痛みで悩む人は
腹筋と背筋が弱いのは事実だと思うが
それだけではないのではないか?
と、思ったりする。
追伸
その後、姿勢によって
腰に掛かる圧度が変わると
言うことを知った。
立っている状態を100とすると
立って前傾するだけで
腰に掛かる圧度は
5割増しの150になると言う。
確かに、この女性
腹筋と背筋は強かったが
競技の性質上、バランスを取るために
前傾することも多いそうだから、、、
今、考えると
少し猫背気味だったために
腰が痛かったのかと思う。
だから、肩甲骨を内に入れる
操法を行ったことで
腰痛が幾分、楽になったのだろう。
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