2020年に入っての
プロ講座でのこと。
その日は、5、6人が
1グループを形成して
井本先生から出された
課題の練習をしていた。
課題は、、、
「年が明けて体が
春の体に入ったようです。
その特長はどこに出ているか?」
と、言うもの。
ここで補足説明を若干する。
井本整体では、この時期
(12月中旬から1月いっぱい)
体が「春の体」に入ったかを
重要視するのです。
整体歴70年の井本先生が
長い臨床の経験から導き出されたもの。
簡単に言うと、、、
・動物は、この時期にのみ繁殖する
※猫が繁殖相手を探して
甘っこい声を出しているのはその一例
・人間も動物の一種であるから
繁殖の時期はある
・生殖器を司る腰椎4番が動く
話しは戻る。
「鈴木君のグループはどうか?」
「腰椎4番が緩んで、
それを支えるために
腰椎3番と5番が硬い。
その影響か?
肩や首が張っている方が多い。
その証拠として、
12枚目の肋骨が下がっている」
と、そんな話しを先生にすると
先生、苦笑いしなから
「鈴木君、それは難しく考えすぎだ」
「・・・・・・」
「もっと簡単に言うとどんなか?」
「・・・・・・」
「わからんか。。。」
「・・・・・・」
追伸
先生、
「古い生徒はいろいろ知っているから
妙な理屈を付けるようだね」
「・・・・・・」
「要するに、腰椎4番が
呼吸していれば春の体なのです」
「・・・・・・」
その後に様々な話しがあった。
しかし、内容が高度になるし
専門的な内容でもあるので省略する。
話しが飛ぶが、、、
昔、14年ぐらい前に
先生がこんなことを
言っていたのを思い出す。
「ある時、生け花の師匠と
話しをしたことがある。
その時、その師匠はこう言った。
初めに花を生ける。
そこから、どんどん取り去って行く。
そして、取り去るものが
無くなった時
それでも残ったもの。
それが生け花。
(長い間)そうだね。。。
どんどん省略されていくのです。
そして、残った1点。
それを追求していくのが
整体指導者なのです」
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