今日は、同居している
母親(80代)の話し。
井本先生から、
「患者さんの中で
一番難しいのは母親だ」
「まず、言うことを聞かない」
鈴木は、ほとんど断言しないのだが
母親に関してだけは
確かに「そうだ」と断言できる。
彼女は、今
右脚の痛みで困っている。
傍から見ていると
相当に痛いらしい。
確かに、体を診ると
そういう体をしている。
※開業以来、母親にも
予約を取ってもらい
操法料もいただいている。
母親以外の人と変わらず
「痛み」の緩和に努めている。
しかし、改善の具合が
他の人と比べて思わしくない。
他の人は、「楽になりました」と
言うのに言わない。
そこで、、、
彼女の生活を見てみると
・夜間冷房は、途中で止めている
・教えた体操はしていない
・湿布薬を貼って温めていない
つまり、全く
鈴木の指示どおりに
やっていない。(涙)
そこで、やり方を変えてみる。
「今まで教えた体操は
しなくてよい。
(どうせ、やっていない)(涙)
毎朝、6時45分に、、、
右足の内くるぶしの半分が
浸かるだけの43度のお湯を
洗面器に用意する。
そして、右足だけを6分浸ける」
そのように、指導する。
追伸
その2日後、、、
忙しい時に
あえて聞いてみる。
「右足のやつはどうか?」
「やってるけど、、、
まだ、効果は無いわね」
それから、3時間後
彼女の寝ている姿を
こっそり見にいく。
すると、今まで
右半身を下にして寝ていたのに
左半身を下にして寝ていた。
体の中に、、、
ある異変が起きたのです。
つまり、いい兆候だ。
その2日後、
「お湯に浸ける、いいね」と言ってきた。
※あれほど酷かった痛みが
改善したそうです。
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