国際医療福祉大学
三田病院准教授
奥田逸子先生が
ある新聞に投稿した記事を読んだ。
奥田先生は、
毎日の診療で多くの患者さんの
顔や首まわりの箇所のCT画像を見てきた。
その際、こんな疑問を持たれたようだ。
・実年齢より老けて見える人
・実年齢より若く見える人
そして、「この違いは何なのか?」
女性には、とても興味深い
内容なのではないか、と思う。
先生曰く
「若々しく見える人は
顔の表情筋の量が多い」と、言うこと。
若々しく見える人が笑う時には
頬や口角を大きく動かしている。
頬や口角を大きく
動かすことができるのです。
つまり、、、
言い方を変えれば
筋肉が厚く、働きがあるから
頬や口角を大きく
動かすことができる、とも言えるのです。
さて、ここでやっと本題。
二重あごは、、、
鎖骨からあごの下に掛けて
広がっている広頸筋(=こうけいきん)が
加齢と共に衰え
あごを支えていない状況だそうだ。
その結果、あごの下に貯まる脂肪が
支えられなくなり「たるむ」
そして、二重あごになる。
理由はわかった。
追伸
なら、この広頸筋(=こうけいきん)を
刺激さえすれば二重あごは無くなるはず。
そこで、先生は、、、
「上を向き唇を突き出す」
「口を大きく開く」
と、教えて下さっている。
鈴木が実際にやってみると
「肺」が刺激されるのを感じる。
つまり、二重あごは、、、
広頸筋(=こうけいきん)が原因なのだが
井本整体的に言うと、、、
「肺」の下がりが二重あごの大元の原因。
また、この「肺」の下がりの原因は
結局、骨盤の下がりになるわけです。
この体操は、二重あご、肺の下がり
骨盤の下がりを解消するのにとてもいい。
ぜひ、実際に行ってみることをお勧めする。
「上胸部三角点の体操」
『「人体力学で」弱った体がよみがえる』64ページ
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