年配の患者さんとお話を
させていただくと
だいたい2つの点で
悩んでいることが多い。
1、将来、認知症にならないか?
2、将来、寝たきりにならないか?
この2つ。
私は、そんなこと考えたことがないけど
切実な問題らしい。
今日は、1の将来、認知症にならないか?
に、ついて書く。
我々、井本整体指導者は、
認知症については
後頭部を診て判断する。
後頭部を首の方から上に向かって
手をすべらせてていくとでっぱりに当たる。
これを外後頭隆起
(がいこうとうりゅうき)と言う。
自分で確認したり
家族のために行う時には
手の力を抜いて、指を立てずに
行うとわかりやすい。
なぜなら、
この箇所は、脳に近く、神経が
密集しているのでさわり方がまずいと
相手の方が無意識に緊張する。
さわり方を注意する場所としては
急所中の急所である。
一旦、緊張させると、
その辺り一帯がわかりにくくなる。
相手の方がからだの力を
抜かなくなるので。
だから、要点としては
相手の方が、緊張しないように
まるで、生まれたばかりの
子猫を抱くようにふわっと
やさしくさわることが大事です。
そのでっぱりから上の部分。
筋肉ではなく後頭部の骨の上を
やさしく寄せるようにさわって
中心に寄るようであれば
認知症は考えなくてよい。
反対に、この箇所を外から見ても
肉がだぶついて、
なお、さわってみてずぶずぶ
寄せて見て、中心へ寄らない時は要注意。
気をつけなくてはいけない。
「鈴木さん、私、後頭部が寄らないんです、、、
それに、そのへんに脂肪がついて
つまみにくいんですが、、、
認知症予備軍ですか?」
「大丈夫ですよ。脂肪がだぶついていても
頭皮が中に寄るようなら心配ありません。」
「だぶついていますが、
頭皮は中に寄ります。」
「平気です。
でもね、日頃から寄せておくと
そうならない可能性がぐっと上がりますから。
後頭部をしっかりぎゅ~っと
締めておくことが予防としては
適切だと思いますね。」
追伸
反対に、この後頭部の箇所がカチカチ。
内に寄せて寄りすぎる場合は
「あなたの頭脳は、キレている。
頭が明晰だ、ということです。
あなたは頭が良いということです。
自信を持っていいです。(^-^)」
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