女性の患者さんの体を診ていて
婦人科系と関係する箇所の異常を感じたら
必ず、確認のために手首を診るようにしている。
※婦人科系と関係する箇所
→腰椎4番、下腹部、仙骨
「手首と婦人科ですか?
つながりがあるんですか?」
と、疑問に思う方も多いと思う
しかし、日本語はとても便利にできていて
昔から、腰のことを別名「腰首」と言っていた。
また、整体では「首首(くびくび)の法則」と
いうのがある。
これを、簡単に言うと
首=手首=腰首
と、いうこと。
つまり、首と手首と腰首は
非常に密接な関係がある。ということ。
腰椎4番は、腰のくびれの
延長線上にあるから
腰首の「締まり」が悪くなってくると
腰椎4番の可動性がなくなり
盛り上がってくる。
その結果、手首も次第に
壊れてくるのです。
反対に、手首を壊してから
婦人科の異常を引き起こす方も
いらっしゃいます。
ある時、40代の女性の患者さんの
手首があまりにも硬いので
鈴木「昔、手首を酷使するスポーツを
やっていたか?」と聞いたら
患者さん「昔、バドミントンをやっていた」という。
鈴木「それで、検査したら
婦人科でなにか異常は出なかったか?」
患者さん「実は、子宮筋腫が
ちょっとあるって言われました
良性だというから放っているのです」
と、いう具合にとても関係が深いのです。
手首を緩めるには自力でやるなら
手首にお湯を当てるといい。
体操なら、手首(橈骨と尺骨も間)に
反対側の拇指を入れて振るといい。
追伸
そうそう忘れておりました。
一番重要なことは、手首は妊娠、不育と
密接な関係があるのです。
ですから、妊活を始めるなら、真っ先に
手首の異常を解消しておくことが重要です。
それぐらい関係が深いのです。
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