前回の報告から、時間が経過し
音読している本も変わった。
今日は、それを報告しようと思う。
・日本の古典
『一休さんの話し』
→天皇陛下の子息とも言われているが
その頭の冴えはカミソリのようだ。
ただ、論理の飛躍が凄すぎて
私のような凡人には説明が欲しいところ。
・中国の古典
『史記』
→男性の生殖器を取られるという
罰を受けたのにも関わらず
淡々と歴史を叙述していくのに驚嘆するのみ。
・カミュ
『転落』
→成功していた弁護士が
奈落に沈んでいく物語なのだが
文章の展開の先が読めずに
先へと音読したくなる。
・トルストイ
『戦争と平和(4)』
→これが最後の回。
基本的には、ナポレオンによる
ロシア侵攻の話しなのだが
逸話も含めておもしろい。
・ドストエフスキー
『白痴(3)』
→登場人物の造詣が深い。
物語の進行は、ほとんど無いのに
なぜか音読を止められない。
・ドストエフスキー
『悪霊(1)』
→なぜ、悪霊と題したのかわからない。
でも、おもしろい。
・バルザック
『谷間の百合』
→バルザックと言えば、改行無しが典型的。
非常に読みづらいが、音読するとわかりやすい。
1つ1つの文章が繋がっているからだと思う。
・デュマ・フィス
『椿姫』
→パリに住む、高級娼婦に恋する話し。
『モンテクリスト』を書いたデュマの息子。
父子には確執があったと言うが
物語を面白く読ませるのは親譲りか?!
・カポーティ
『冷血』
→実際に起きた殺人事件の話し。
殺人者がなぜ殺人を起こしたのかがわかる。
・カフカ
『城』
→この小説は、全然わからない。
でも、音読しづけるのは、
文章が興味深いから。
追伸
各項目、8分の音読。
全部で、80分。
この時間を長いか短いかと感じるのは
人それぞれでしょう。
でも、音読することによって
記憶の定着率は非常に高い。
本を読んだのではなく
身読したと思う。
その時には、脳の奥が動いているように感じる。
この頃、記憶できないで困っている方には
この音読をすることを強くおススメしたい。
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