今年の酷い熱中症の影響で、
「夏のつけ」として
次のような症状が出ている方が多いです。
めまい、寝違え、歯ぎしり、口の中を噛んでしまう
おしっこ近い、夜中のおしっこ、ひざがはれる
足がほてる、かかと痛い、足の親指の裏が痛い
耳の関係、つま先が段差に引っかかる、肩こり
などなど。
これらの症状はすべて
体の左右差によるものです。
詳しくいうと、、、
姿勢を維持している非常に大きな筋肉である
背中にある脊柱起立筋の左右差のことです。
体が元気で整体であれば、、、
この時期、風邪を引くことによって、
自然にこの筋肉の左右差を取ろうとします。
しかし、日頃から体の要求を無視して
自分の頭の都合で生活している方は、
風邪を引くことができません。
「鈴木さん、体の要求を無視して
自分の頭の都合で生活しているって、
どういうことですか?」
・お腹がすいていないのに
時間が来たからご飯を食べる
・食欲が無いのでおかゆを作って
無理やり胃に流し込む
・テレビに騙されて、食べたくないのに
きな粉、バナナ、納豆、りんご、などを無理して食べる
・調子が悪いのに朝早く起きて歩く
・風邪を引きそうだと言って予防と称して薬を飲む
・腰が痛いのに、1日10,000歩、歩かなくては
じき車いすになるとの恐怖から無理して歩く
などです。
「じゃ~鈴木さん、好き勝手
に生きたら、いいのですか?」
と、脅かしてくる人もいますので、、、
ここで、一つ健康に関する有名な話をしますね。
この話から、いろいろと考えてみて欲しいのです
20世紀の終わりにフィンランドで
大規模な健康テストが行われました。
40歳代の中堅の社会人を1,200人選んで、
・600人を「健康注意組」
・600人を「やりたい放題組」
に、分けました。
そして、、、
「健康注意組」は
普段から健康に注意してもらうとともに、
血圧が上がったら降圧剤をもらい、
体の脂肪が増えたら脂質を
コントロールする薬を飲んで
完璧を期したのです。
反対に「やりたい放題組」は、
タバコを吸いたければタバコ、
お酒が好きならお酒、と、いった具合です。
もちろん、健康診断などせず、
自由奔放に生きて貰ったのです。
それから15年後、、、
その結果は、まったく予想外のものでした。
全体の死亡数は、「健康注意組」の方が
「やりたい放題組」より1.5倍、多かった。
心臓疾患は、「健康注意組」の方が
「やりたい放題組」より2倍、多かった。
怪我は「健康注意組」の方が
「やりたい放題組」より10倍、多かった。
追伸
つまり、人間が病気になるのは
「病気を気にするから」でということ。
反対に、「病気を忘れる」と、知らず知らずのうちに
病原菌も発がん物質の攻撃も退治してしまうそうです。
その意味では「楽しく生きる」というのが
実に大切であることがわかります。
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