今日は、8月の音読状況の報告だけ。
つまり、書くネタが乏しい、と言うこと。
(お察しあれ、、、)
【中国古典】
新釈漢文大系 全133巻 明治書院
→『唐宋八大家文読本1(70)』
全部で133巻ある中の、70巻目に突入。
唐宋八大家文読本は、中世中国の
唐代から宋代にかけての
八人の文人をさす名数。
1巻目は、韓愈(かんゆ)
768年 – 824年12月25日
仏教を敵視しているのが特徴。
【日本古典】
新編日本古典文学全集 全88巻 小学館
→『十訓抄(51)』
全部で88巻ある中の、51巻目に突入。
十訓抄は、仏典「十善業道経」に発想し、
「十訓」こと十ヶ条の教誡を掲げ、
古今和漢の教訓的な説話約280話を通俗に説く。
儒教的な思想が根底を流れる。
年少者の啓蒙を目的に編まれ、
その後の教訓書の先駆となった。
人生論が好きな鈴木には興味深い。
【哲学】
→『プロテスタンティズムの倫理と
資本主義の精神』ウェーバー
プロテスタントの世俗内禁欲が
資本主義の「精神」に適合性を
持っていたという、
逆説的な論理を提出し、
近代資本主義の成立を論じた。
学者と言う人は、凄い人種だな
と、思うだけである。
【イスラム圏の古典】
→『千一夜物語(6)』
全部で15巻ある中の、6巻目に突入。
日本、西洋のものと違って
物語の落ちが想像できない。
なかなか、おもしろい。
【世界の名著】
→『歴史の研究』トインビー
全部で81巻ある中の、61巻目。
【フランス文学】
→『魅せられたる魂(10)』ロラン
全部で10巻ある中の、最終巻。
長かった。1年3か月掛かった。
【ロシア文学】
→『復活(上)』トルストイ
学生時代に読んだが、
ストーリーは全く覚えていなかった。
しかし、ストーリー、人物の造詣
文章の流れは、とてもよい。
一応、古典と評されてるが
今、音読しても、とてもおもしろい。
追伸
この頃、音読に関するレポートを
ネット、新聞の広告欄で
見かけることが多くなったように思う。
興味のある方は、「音読」と
検索窓に打ち込んでみて欲しい。
いかに、「音読」の効果が
高いことがわかると思う。
『プロテスタンティズムの倫理と
資本主義の精神』とか『歴史の研究』は
正直言って、内容の理解度は
覚束ないレベルだと思う。
しかし、潜在意識は、、、
一度入ったものは生涯、
忘れず、畳み込まれているという。
なら、わからなくても
「音読」をする価値は
鈴木にはあると思うが、、、
あなたは「どう」思う?
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